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「これからお前に修行をつける」
『しゅぎょうですか?』
「あぁ」
本当は自分から頼もうと思ってたけど、その必要はなくなったみたいだ。
話を聞くと、危険な目に会わせる気はないけどそれでも危険な目に会うかもしれない。そんな時、守ってあげられないかもしれない。だから自分の身を守れるように鍛え上げる。と。
まぁ時代も時代だし・・・。
それと、自分の居場所を見つけてどこがて暮らすことになって、力があって悪いことはないだろうということだそう。
ちょっと、悲しい。
“お前の居場所が見つかったら”と言われたときに、自分はやっぱり迷惑なんだなって思った。
私はずっと居たいのに・・・。
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というわけで、修行をすることになってはいたのだが、例のマメやら靴擦れでそれどころではなく・・・
今日まで引き伸ばされていたと言うわけだ。
「お主のチャクラの量はかなり多い。」
『え!?そうなんですか、?!』
「忍術は・・・後まわしじゃ。
量が多すぎてうまくコントロール出来んかもしれんからな」
そ、そんなに多いんだ!
でもなんでダメなんだろう?コントロール出来ないとそんなに良くないことが起きちゃうの・・・?
「自分のチャクラにからだが耐えられなくなるかもしれんからな」
『・・・・・』
そんなに多いの!?
チャクラの量が多すぎるのも考えものだなぁ。
ということは体術?筋トレ?体力作り?
「お主にはまず体術を教える。」
わー!やったっ!
筋トレとか体力作りとか、辛いもん…。
でも、やらなくていいのかな・・・?
「今から筋トレしてもあまり意味がないからのぅ」
あ、でもやっぱ必要なのか。
はぁぁ・・・。イヤだなぁ。
「でもまぁ足腰はそこそこついてきたじゃろう!」
『・・・そう、ですね』
さっきまでは真剣な顔をしていたけど、にかっと急に笑う自来也様にきゅんとしてしまった。
可愛くてです。
あぶない!マジでにやけるところだった!!
自来也様の前で気を抜いちゃいけないな!
「じゃあまず移動するぞ」
『はいっ!!』
こうして私たちの修行は始まった。
情報収集の後で、やるのは大変だけど。
強くなるんだっ!!守りたいものを守るために。
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作者名:きゃおる | 作成日時:2022年9月24日 1時