検索窓
今日:19 hit、昨日:37 hit、合計:3,307 hit

-08 ページ12

私の頭を簡単に収めてしまうほどの大きな手から伝わる温もりに、細いながらも確かな繋がりの存在を実感した。


少し乱暴だけど、それすらすら嬉しくてニヤけそうになるのを必死にこらえ、バレないように下を向いた。




「お主名前は」




撫でていた手が頭から離れた。寂しいと思ってしまったのは顔に出てはないだろうか。

そういえば。まだ自己紹介してなかった。




『…、…Aです。』




自然に緩んでしまう頬を押さえようとはしなかった。
真っ直ぐ自来也様の顔を見て、ニコリと下手くそながらも笑って見せた。
自来也様はふっと微笑み、今度は優しく頭を撫でてくれた。




確かにできた“繋がり”を今度はしっかりと握りしめた。



私はこの世界で生きていく。


そう強く思った。





---(・・・ありがとうございます。)

03.それはまるでプロポーズ-01→←-07



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
設定タグ:夢小説 , NARUTO夢小説 , カカシ落ち   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きゃおる | 作成日時:2022年9月24日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。