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対談 ページ2

Aは廊下を歩いてると大きな歓声が聞こえてきた


今頃バトルボード盛り上がってるんだろうなー


Aは今、とある場所に向かっている
正直本人は気が向いていないが

九島烈の薦めで渋々行くことにしたのだ


コンッコンッ


とドアをノックすると

ドアが開き、美麗な顔が此方を覗く



藤林「あら、A様
ようこそいらっしゃいました
ささ、どうぞ」


『ん』


重い足取りで中にはいると4人の将校が立っていた


風間「A様ようこそおいでくださいました
さっ、どうぞお掛けください」


Aは風間をジト眼でみながら、椅子に腰をおろした


柳「いやー、Aも大きくなられましたなー」


真田「今年で18歳
あと2年で成人ですね」



『まどろっこしいことは抜きにしてくれ。
どうせ、議題はいつものことだろう』


「「あははは・・・・・・」」



風間「正直にもうしますと、私共といたしましては、A様に軍に属して欲しいと思っているしだいで」


『そんなの、耳にタコができるほど聞いたよ』


風間「御両親には既にお話したのですが、お二人ともA様の判断に任せると仰ってたもので」


『・・・・・・そりゃそうでしょ

俺の人生は俺が決める
どこに属そうが、どこの誰と結婚しようが
俺の勝手だ

あんたらの希望で決められるほど



神宮寺Aの人生は安くない』



室内に広がるピリッとした空気

その場の全員が背中から冷や汗が垂れていた


『あとなぁ!下らねぇ理由で俺のプライベート回線に割り込んでくるな!!』


風間「はい、すいません」


『あと、今週で5回もストーカー被害にあったんだが、あれ、あんたらの部下か何かか?』


風間「はい、その通りです」


『ご丁寧に返してやったからよ』


全員揃って病院送りにしてやったけど☆


すると、紅茶をもってきた藤林少尉が口をひらいた


藤林「そういえば、妹君はお元気ですか?」


風間「ばっ!」






『・・・・・・あ"ぁ』



Aから低い声が漏れ
部屋の空気がますます重くなる

不味いと思い風間が口を挟むが時既に遅し


『賞味期限切れのババアがおちょくってのんか?』


いささか口な悪さが目立つが、藤林は平然としている



藤林「いえいえ、そんな

私は真摯に真央様をご心配していますわ」



Aの魔王のオーラを平然と受け流す藤林響子にその場の男共は感心すら覚えた

ご冗談は程々に→←準決勝



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Χ(プロフ) - 好みっす、更新待ってます!!!! (2022年6月3日 19時) (レス) id: fd72f115dc (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 最高です! (2021年6月20日 21時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗星 | 作成日時:2021年1月13日 23時

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