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準決勝 ページ1

『これより準決勝を始めます
選手はステージへ』


アナウンスが流れると、北山と十七夜が登場した


テッ テッ テッ テッ テッ



デェーーーーッ!!!


開始のサイレンと共に両者のCADが火を吹いた


北山はショットガンのようにクレーを破壊していく

十七夜は破壊したクレーの破片が次のクレーを破壊していく連鎖が止まらない


そんな高度な戦いに観客は大いに沸いた


しかし、スコアボードは28対30とやや十七夜が優勢だった

ここまでは俺の予想通り


『いい勝負ですね』


九島「そうだね。しかし、やや十七夜選手がリードしているようだが?」



『僕は負け試合が嫌いでね

見込みのない選手にはベットしませんよ』



スコアボードが50対54と開き始めたとき

十七夜選手に疲労感が見えてきた



十七夜(おかしい、、『数字的連鎖』がいくら消耗しやすい魔法式だとしても、北山選手の戦法をシミュレートして最適な調整をしているはずなのに


この疲れは一体・・・・・・)



三校テント


「十七夜がリードしているぞ!」


「このままいけば決勝進出だ!」




しかし、一条をはじめとした主要メンバーは苦しい顔をしていた



一条「不味いぞ、ジョージ」


吉祥寺「あぁ、あれは





汎用型だ!!」



一色「嘘!それじゃあ・・・・・・」


一条「この試合は俺達があれを特化型と思い込んでいた時点で負けが確定していたんだ」


吉祥寺「悔しいけど・・・・・・

このままじゃ十七夜さんはサイオン切れで・・・」



予想通り、十七夜は連鎖をはずしまくった

試合が終盤に差し掛かるにつれ、開いていた点差はみるみるうちに縮んでいく

そしてついに


96対92で


北山の決勝進出が決まった


そして、この敗退で、十七夜は3位決定戦でもミスを連発し、4位に落ちてしまった



九島「君の予想は見事的中したね」


『だから、いったじゃないですか

僕は負け試合は嫌いだと』






九島「_________________に関しては私から話しておこう」


『有難うございます』




九島「今年の九校戦、面白くなってきた」

対談→



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Χ(プロフ) - 好みっす、更新待ってます!!!! (2022年6月3日 19時) (レス) id: fd72f115dc (このIDを非表示/違反報告)
ta0628tm0105(プロフ) - 最高です! (2021年6月20日 21時) (レス) id: 0ed1a1911f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:彗星 | 作成日時:2021年1月13日 23時

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