【歌い手】あ か ず き ん【人狼】

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うらたぬき
「え…っ、天ちゃん、それどういうこと！？そらるさん、怪しいとこなんて…！」

まふまふ
「そうだよ！そらるさんが人狼なわけ…！」

天月
「じゃあ聞くけど、そらるさんはなんで知ってたの？人狼サイドが三人って」

そらる
「……」

天月
「気付くのが遅かった。それぞれのアリバイを聞いたとき、志麻さんと坂田は二人で泊まってたって言ってたよね？それをうらたさんは肯定した。でもそらるさんはその証言を信用できないって言ってた。理由は、人狼サイドは三人いるって知ってたから」

坂田
「え、え？」

天月
「みんなは、あの時点で人狼サイドは三人って知ってた？」

うらたぬき
「…いや、知らなかった」

まふまふ
「…知らなかった、です」

坂田
「知ってた。人狼だったから。」

志麻
「知らんかったわ」

luz
「知らん」

天月
「坂田は“人狼だったから”知ってた。逆に言えば、人狼じゃないなら知らない筈の情報だったんだよ？そらるさんは坂田と同じで、人狼だったから知ってたんだよ」

うらたぬき
「待ってよ、坂田はそらるさんが人狼だったっていうのは知らなかったの？」

坂田
「人狼とは、お互いに自分達の正体を知らない方が良いってことで、狼の姿でしか会わなかったから…」

まふまふ
「っ、そらる、さん？うそ…ですよね……そらるさんが、人狼なんて…」





そらる
「……バレちゃった」





まふまふ
「え…？うそ、うそだ…」

そらる
「いやぁ…俺やばいミスしちゃってたなぁ…天月名推理だよ。すごいすごい」

志麻
「っ、何呑気にしてんねん……センラを、殺したくせに…」

そらる
「それ、俺じゃないよ」

うらたぬき
「……は？」

そらる
「センラくんが自分を殺せって言ったとき、坂田の「人狼」の部分に能力がかかった。その能力がかかった「人狼」の部分を盗んだ怪盗がセンラくんを殺したんだよ。単に、坂田が盗まれたって嘘吐いてる可能性もあるけど」

天月
「…」

そらる
「処刑、しなよ。飛び降りないとだめなんだっけ、そこの崖から。」

まふまふ
「まって、そらるさん、ねぇ」

そらる
「ごめんね、嘘吐いて」





そらる
「それと、坂田は白だよ」

うらたぬき
「え？」

そらる
「狼の大きさって身長に比例するんだけど、センラくんを殺した狼は、俺よりもでかかったから」

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