甘々に溺れて【浦.島.坂.田.船/日替り】

5種類の結果パターン

U,S,S,S………Who？ - 2024年4月27日

本日の甘やかし担当は『センラ』さんです。



「ただいまぁ……あぁほんまめっちゃ疲れたわ……」

「おかえり！」

「うーいつもありがとうなぁYOU……」



仕事を終えて帰宅すれば、パタパタと出迎えてくれる愛しのYOU。
鞄を放り投げて、そのまま彼女を抱きしめて癒されるのが
俺の日課……なんやけど。


「……なんか今日力弱くない？」

「え？」

「もしかして何か嫌なことあって元気ない感じなん？」

「なんでそれでわかるの！？こわ！！」

「怖いは酷いやろ！」

「いや怖いよ！？ってちょっと！？」

「はいはい、いくでー」


何か文句を言っている彼女を無視して抱きあげる。
そのままリビングに向かうが……これは、センラの出番やな。


「いつも癒してくれるYOUに変わって今日は俺の番やね」

「い、いいの……？」

「当たり前やん。おいで、座ろ」

「うん」

大人しくされるがままになった彼女を胡坐をかいた自分の足の間に座らせて
後ろから彼女のお腹に腕を回して抱きしめた。


「なんで中に入らされてるの私」

「YOUこれ好きやろ？」

「す、好きだけど…」

「じゃあいいやん。俺もこれ好きー」


そう言って彼女の肩口に頬ずりしていく…ってアカンアカン。
これやといつも通り俺が癒されとるだけやん。なんて思い、彼女の肩から頭をあげる。


「何かしてほしいことある？話聞こーか？」

「んん、えっと……じゃあ」

「んー？」

「ぎゅーって……して……ほしい…で…」

言い終わらないうちに、抱きしめる力を一気に強くする。
え、なんなんYOU。可愛過ぎん！？


「わ、強い強い！」

「かわいすぎるやろこっちが元気もらったわー、かわえーなぁほんとYOUは」

その言動も、抱きしめているとどんどん赤く熱くなっていく肌も
全てが愛おしい。可愛い。


「ひゃあ！？」

「かわえぇなぁ…」

「へ、変なところ急に触らないでよセクハラ！！」

「え、急じゃなかったらええの？」

「そういう問題じゃないから！？」

「わかったわかったじゃあ向かい合おほら」

「嫌な予感しかしない……」

だって、このままやとYOUの顔見れへんやんか。
なんて思いながら彼女を回転させる。


「はいハグ第2弾どーぞ」

「お言葉に甘えて」

「いつもいつもYOUは頑張っててほんとえらいなぁ。お利口さんやねぇ」

「こ、子どもみたいでなんか恥ずかしいんだけど」

「たまにはええやん。はいよしよし」



こうやって甘やかすのも、悪くないな。

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