黒の魔法使いの継承者

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フリ「さぁ、今まで練習してきたしなやかな手首の動かし方を思い出して」

先生はビューン、ヒョイですよというがそのビューン、ヒョイが難しかった

大半の生徒の羽が机にくっついたままだった

シェイマスにかぎってはかんしゃくをおこして羽に火をつけてしまい、ハリーが必死に火を消していた


ロンも似たり寄ったりで


ロ「ウィンガディアム レヴィオーサ！」


Aは内心ウィン・ガー・ディアム レヴィ・オー・サだよとつっこんだ

ハーマイオニーもそのことを指摘するがロンはそのことにイラついてしまっている


ロ「そんなによくご存知なら、君がやってみろよ。さぁどうぞ」


ロンが怒鳴ると、ハーマイオニーは袖をまくり、杖をビューンと振り呪文を唱える


「ウィンガーディアム レヴィオーサ！」

すると、羽根は机を離れ、１，２m浮いた
先生はキーキー声で叫んでいた

フレ「皆さん！ご覧なさい！グレンジャーがやりました！」


そのことにロンはますます不機嫌になった

あとで慰めようときめたAは、ロンから視線をずらし、机の羽根を飛ばす


『８の字』

と、言うと羽根は８の字に飛ぶ
先生は目を丸くして驚いていた


フリ「さすがですよベリアル！グリフィンドールに１０点！」


Aがチラッとロン達を見ると、ハーマイオニーは目をキラキラしながら見ていて、ロンも少しは機嫌が良くなった



しかし、授業が終わるとロンはハーマイオニーの悪口を言う

ハーマイオニーにも聞こえたようで、泣きながらロン達を追い越した


『ロン、今のはよくないよ。ハーマイオニーは僕の友人だ』


といい、ハーマイオニーを追いかける

運が悪いことに、ハーマイオニーはそのまま女子トイレに入ってしまった

さすがにこのまま入っては自分はただの変態になってしまう

変な誤解を招きたくないAは、仕方なくその場を去った


その後、ハーマイオニーは授業に出なかった

夕食前、パーバティから話を聞いた

どうやらずっとトイレにこもり、一人にして欲しいと言っていたらしい

近くで聞き耳を立てていたロンとハリーは，ばつの悪い顔をするが

ハロウィーンの飾り付けやお菓子を目の当たりにすると、そんな顔は吹き飛んだ



さすがにこれはあんまりだと思う

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