29 PM 2:03 ページ17
《消えろ。》
先生の言葉が脳内で反芻する。
そして、ふつふつと血が煮えるような
感覚を覚えた。
血が騒ぐと言うことは
こういうことなのかもしれない。
――ねぇ、先生。
先生が消えろと言っている生徒は
本当に今からでも消えることができるんだよ。
先生のお望み通り
今すぐにでも消えることができる。
そんな生徒にさ、言っちゃだめだよ。
消えろなんて。
他の生徒にも同様にだけど
先生が言っちゃだめだよ。
私が先生の顔を見上げたとき
先生は一瞬、怯えた表情を浮かべた。
「…門奈?」
私の異変に気づき、先生は驚いていた。
そりゃそうだよ。
だって私、滅多に怒らないし
滅多にこういう負の感情、出さないもの。
――だから、気づかなかった。
気がついたら自分の口が動いていた。
『先生、あなたは――「教師失格だ。」』
――違う。
この先を言ったのは私じゃない。
「立ち去るべきはAじゃない。あなただ。」
―――――赤司くんだ。
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アル(プロフ) - マナさん» マナさん温かいコメント本当にありがとうございます。お返事遅くなってしまって申し訳ないです…とても褒めてくださり、本当に本当に嬉しいく思っています!ありがとうございます!また続編の方も更新しましたので見ていただけると幸いです。。。 (2018年12月24日 0時) (レス) id: be6ab72684 (このIDを非表示/違反報告)
マナ(プロフ) - はじめましてマナと申します。設定が面白くて一気読みしてしまったので、普段はコメントしない派なのですがお邪魔してしまいました。本当に発想力をわけていただきたいくらいです(笑)続編も読ませていただきますね。他作品も更新頑張ってください。応援してます! (2018年11月1日 23時) (レス) id: 4d017985c7 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - ホノボーノさん» ホノボーノさんご指摘本当にありがとうございました!言われるまで全然気づきませんでした。ごめんなさい。即修正しましたので赤司くんの名前を呼んでいるところはないと思います。本当にありがとうございます。以後気を付けます…。 (2018年4月24日 12時) (レス) id: 4bb3709ca5 (このIDを非表示/違反報告)
ホノボーノ - 赤司とよんでわいけないところで赤司と呼んでいましたよ。 (2018年4月23日 23時) (レス) id: d691122adb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アル | 作成日時:2018年3月23日 14時