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昨日の夜? ページ39

目が覚めると見覚えのある天井が見えた。
体を起こして見渡すと隣に敦が居た。

そして此処は医務室だと言うことに気づいた。

A(私は何故此処に居るのだろう…?)

と、考える。
昨日は皆んなでお出掛けをした。

その後解散して敦の家に帰った。
そして?

そして…

あれ?
何だっけ?
何か大変な事が起きた気がする。
何だったっけ?

“また”思い出せない。

私がうんうんと考えていたら敦が起きた。

敦「うう〜ん。」

A「敦?」

敦「え?あ、Aちゃん。」

A「ねぇ敦私達何で探偵社に居るの?」

敦「へ?も、もしかして昨日の夜のこと…覚えてない?」

A「夜?夜は敦と寝たよ?」

敦「あ、あ、そうだね!えっと昨日僕が探偵社に忘れ物しちゃったんだ!

そ、それで大事なもの…だったからどうしても取りに行きたくて!

Aちゃんを1人にするのはあの、危ないと思ったから一緒に探偵社に来たんだよ!」

A「そうだったんだ。

そうだ。敦は大事なもの見つかったの?」

敦「嗚呼、うん。もう大丈夫!」

A「そっか。良かった。」

敦「うん。ありがとう。」

敦が喋り終わった時ガチャっと音がした。
私達は医務室からでて、仕事場に向かった。

ドアを開けると其処には国木田さんが居た。

国「む?何だお前達か。今日は随分と早いな。」

敦「あぁ、えっとこれにはちょっと理由がありまして。」

A「おはようございます。国木田さん。」

国「嗚呼おはよう。それで敦。その理由とは?」

敦「後でお話しします。」

国「…分かった。」

そして私達は各々の作業を始めた。
段々皆んな揃ってきた。
国木田さんに頼まれて私とナオミさんで買い物に行く事になった。

ナ「Aさん!彼処のアイスクリーム食べませんか?」

とナオミさんが突如キラキラした目で目の前にあるアイスクリーム屋さんを指差した。

A「え?でもお買い物が…」

ナ「良いですわよ少しくらい!では行ってきますわ!Aさんは此処で待っていてください!」

と、早口でまくし立てるとさっさと行ってしまった。

仕方なくベンチに座って待っていると目の前にいきなり車が止まった。

そして黒服の人達が5、6人出てきた。
その男の中の1人が言った。

「赤城Aだな。同行してもらおう。
素直に受け入れればあの女に手は出さない。」

私はそこでハッとした。
あの女とはナオミさんだ。

私は、何も出来ずただ頷くしかなかった。

終わり←分からない



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みさき(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます! (2019年7月9日 23時) (レス) id: 071d00f0ec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀花 | 作成日時:2019年6月14日 21時

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