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「「「「………………」」」」
「アハハハハハハ!!おっ、お腹痛いぃ(笑)」
「おいカノ!いい加減にしろ!
それから事情をきちんと話せ!!」
時計の針は3時50分くらいを指し示している。
たく、本当に何がなんなのかさっぱりわからん………………
それはちょうど10分前のこと。
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「おい。」
「んー?なーに?」
「何外見つめてニヤニヤしてんだよ、
気持ちわりぃ………」
「え、何それ酷い。」
「大体お前どうしt…「キドー!!」!?マリー!?」
「あのね!私新しいお友達が…………
………き、吸血鬼…?」
「ちょっ、マリー置いてかないで
ほしいッスよー(汗)」
「え、セト?」
「え………?」
「「「「………………」」」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、今に至る。
「…もう!あれだけ窓開けちゃダメって
いったのに!!」
マリーは本気で怒っているようだ。
「ましてや吸血鬼とお友達になっちゃうなんてあり得ないよ!!もう!!!!」
「わ、悪い………」
すると少しの間静かだったカノが悩む仕草をしながらマリーの方を見ながらこういった。
「ねぇ、君。マリー………だっけ?君さぁキドに“吸血鬼とお友達になっちゃうなんてあり得ない”…って言ったよね?
それ、間違ってると思うよ?」
ニッコリ笑いながらマリーを見る。
「え?どういうこと…?」
マリーはと言うと何がなんだかわからない、
といった表情をしている。
「んー?だからさぁ?君だって吸血鬼とお友達になってるじゃない」
「? 私は貴方とお友達になんか
なってないよ!」
マリーが少しボリュームをあげて喋った。
「ちーがーうーよ。僕じゃなくて、
君の隣にいる…セトだよ。」
「は?」
拍子抜けた声が出てしまった。
「いや、なんでそこでキドが驚くの?」
可愛いからいいけど、と、つけたされた言葉を
聞いた瞬間カノの腹をおもいっきり蹴ってやった。
「ちょ!痛い!!暴力反対!!」
「うっせぇ!お前が余計なこと
言うからだろ!?」
「余計ってなにさ!せっかく本心でいってあげたのに!!」
「俺がいつそんなことを頼んだ!!」
ギャーギャー騒いでいるとセトの声が
聞こえた。
「えーと、と言うことで話し
終わったッスか?」
それから、とつけたして。
「マリー、黙っててゴメンッス。」
そう言うとマリーは、なにもいわず部屋を飛び出してしまった。
いきなり重い空気になった。
………どうすんだよこれ………
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Miya(プロフ) - 必ず見つけ出してやるっ………! (2019年8月26日 19時) (レス) id: 41dfdc021b (このIDを非表示/違反報告)
カノキド - また、お願いします! (2016年4月26日 22時) (レス) id: 3aca96a840 (このIDを非表示/違反報告)
mirry - お・・・終わり・・・?嘘でしょ。仕方ない。受け入れよう。これが定めか。 (2016年2月11日 10時) (レス) id: 77264d333c (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 了解です…。ですが、今後とも大人小説の方でもどこでも検索します!! そして、影ながらおささえしたいと思います! 占いツクールで足を洗ったとしても、また別の所で頑張ってください!! いつまでも追いかけて参ります! では…。 (2015年9月21日 21時) (レス) id: dbfe548719 (このIDを非表示/違反報告)
美里です! - ですです☆楽しんで見てます♪ゆめゆめさん、説得頑張って下さいね! (2015年7月23日 21時) (レス) id: c50387f444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆめゆめ | 作成日時:2015年1月4日 15時