ﾀﾋにかけて、飛ばされた先でモブは今度はサンズさん達に振り回され翻弄される。<9>【 Undertale】

405:緊張のご対面 ページ5

A side






『..あの、じゃあ私二階に..』


エッジ「いや、それはダメだ、アイツは鋭い。
二階に降りて来ない者がいると分かると
怪しまれる。」


マスタード「じゃあ出るぜ。」ﾃｸﾃｸ



マスタードは、玄関のドアを開けた。

すると、そこには普通のアンダインを割り増しで
怖くしたような彼女が、
イライラとした様子で立っていた。



アンダイン「開けるのが遅い！
一体何をしていた!?」ｲﾗｲﾗ


マスタード「アンダイン、
こんな朝っぱらから何の用だよ。
飯時に来るなんて随分とマナー違反だよな？」ｷﾞﾛｯ



アンダイン「この愚か者が、今話しただろう！
アルフィーがニンゲンを
この辺りで目撃したらしいんだ。
何処へ行ったか知らないか？
まぁ子供だったそうだから、
もうﾀﾋんでいるかも知れんが念には念をだ!!」



....やっぱり..彼女は私を探しに来たんだ...




マスタード「.....」



エッジ「フム、
ニンゲンがこの町に、それも子供とはな。

...ならもう生きてはいないだろう。
この辺には同族 コロ しも多い、
LVを手に入れようと躍起になっている奴等で
ひしめき合っているからな。」



マスタード「....はぁ、そう言うこった。」



アンダイン「...それもそうだな...。
アルフィーが見たのは昨日だ。
既にﾀﾋんでいるのなら確認のしようもないか。

.....ん？」チラッ



『...!!』ﾋﾞｸｯ



エッジの後ろに隠れていた私を、
アンダインは視界に捉えた。


アンダイン「??何だそのモンスターの子供は、
まさかお前の子か?
にしてもヘンテコな顔だな。」



エッジ「ふん、我輩に見合う女なぞいるものか！
この子供は古い友人から預かっている。
酷く臆病でな、あまりジロジロと見るなよ。
消えてしまうからな！」





....いやエッジさん練習したんかい？
そんな咄嗟にポンポンと嘘つけないよね普通

...これがパピルスなら
素直に言っちゃうんだろうな。

ってか、この顔を
ヘンテコで済ますアンダインの感性に驚きだよ!!



アンダイン「そうか、それは失礼したな！
私はアンダインと言うものだが、
出来れば二度と会わない事を祈ろう。
この" コロ すか コロ されるか"の世では、
お前のような子供は隠れているのが一番だ。」


『.....』ｺｸｯ



アンダイン「この子の為にも
早くニンゲンを滅ぼさなければな！」ニカッ



ごめんアンダイン、

君がデスしたいニンゲンなんだよこっちは!


何なら緊張しすぎてシャックリ出そうだよ!!

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