708:言語の壁は高い... ページ8
A side
サンズ「he、何だよ言ってみな?
今更何を聞いても驚かねe...」
『私は読み書きが出来ません。』
サンズ「.....は?」固
『いや普通に驚いてるじゃないですか!?』ガーンッ
いい年してコイツは何を言ってんだみたいな顔
やめてもらってもいいですか!?
だから言うの嫌だったんだ...!
『...私〔以前〕から読み書き出来ないんです。
何故か話せはするんですが、
文字にされちゃうとちんぷんかんぷんです。』
私が説明している間も、
サンズは開いた口が塞がらない様子だった。
サンズ「...お前さん
今までどうやって生きてたんだ...?」
『...言語の問題もあって
学校には行けてないんです、
でも、祖父母にはその事は流石に言えなくて。
そこで、ミラーの提案で、
交通事故の後遺症があるからと、
この一年は家に引きこもってるんです。』
パピルス「!そっか、
だから平日の昼間に公園に居たんだ?」ポンッ
『はい、天気の良い日には
良くミラーと散歩に出てるので。』
サンズ「...じゃあ、お前さん、
オイラが送ったメールも読めなかったんだな。」
『...すみません』ポリポリ
...謝る必要は無いんだろうけど、
何かこう言うのって申し訳なくなるよね...
サンズ「..成る程な、これで繋がったぜ。
大方、フロギー夫人宛ての手紙は
ミラーのヤツに書き方を教わったって所だろ。
よく考えりゃ、手紙なんて出したければ
隠れて書いて
こっそりと出せば済む話だもんな?」
『はい...お察しの通りです。』
パピルス「だからなサンズ!
彼女と連絡を取りたい時はメールはダメだぞ?
ちゃんと電話してあげてね!」ニカッ
サンズ「...へいへい、」ヒラヒラ
私は二人の会話を聞きながら、
何気無く時計に目をやって
盤面に表示されている時刻を見て凍りついた
―――――――【午前11時30分】―――――――――
『...た、大変だ、もう帰らないと!
ってか....多分もう....』ゴソッ
しまった....そう言えば昨日携帯を
サイレントモードにしたまんまだった......
私は恐る恐る携帯を取り出してみた。
―――――【着信37件】―――――
『....』絶句
サンズ「...あー...御愁傷様..」ポンッ
パピルス「おー!ミラーは本当に
Aが大好きなんだな!」ニカッ
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ユニ(プロフ) - ござるござる (2023年3月5日 21時) (レス) @page50 id: dea080418f (このIDを非表示/違反報告)
maria - ありげてぃぃぃぃぃっぃぃっぃぃぃぃx(えんだぁぁぁぁあぁぁあと同じ言い方で) (2023年3月5日 0時) (レス) @page50 id: 2d8c9edfbf (このIDを非表示/違反報告)
飴迷 - 凛さん» 無言の圧怖し☆←まじでお前今日が命日だな。乙☆ (2023年3月4日 12時) (レス) id: 9a427eaef1 (このIDを非表示/違反報告)
飴迷 - 紅奈虹夢さん» ひえ……される前に推しの匂い嗅がせt((( (2023年3月4日 12時) (レス) id: 9a427eaef1 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 朝の6時に最初から読み直してきた!(目が悪くなるw) (2023年3月4日 10時) (レス) id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫軍曹 | 作成日時:2023年1月27日 14時