ひゃくにじゅうさんおなのだよ ページ4
A「私ね…全部思い出したの…」
高尾「それ、本当か?!」
A「うん! 本当だよ!」
高尾「まっじかー、、信じらんねぇ…」
A「私ね、記憶を無くしてもまたかずくんのことが好きになったんだ」
高尾「Aちゃん…待って、俺泣きそう、、」
A「今まで本当にごめんね、、謝っても許してもらえないのは分かってる、、! それでも私はかずくんの傍にいたいの…!」
ちゅ
高尾「俺だってずっとAちゃんといたい…! もう離さないからなっ!」
A「うんっ、、! 私この先どんなことがあっても、何度でも、何度でも! 高尾くんのことが好きになるよ!」
高尾「ああ。俺もだよ」
そして私たちはしばらくの間、今まで分を取り戻すかのように抱き合っていた。
高尾「でも、いまだに信じられないな笑」
A「どうしたら信じてくれる?笑」
高尾「そんじゃあ…お守りの中に入ってる手紙に書いてあることを当ててくれたら信じるぜ」
A「…」
高尾「さすがに覚えてないよな! ごめん! 意地悪すぎたな笑」
A「嬉しかった。こんな私を好きになってくれて。本当にありがとう。今までかずくんが沢山私を幸せにしてくれた分、これからは私がかずくんを幸せにします。かずくんが大好きです。この想いはこの先も変わりません」
高尾「まさか。覚えてるわけっ…」
ガサガサ
“嬉しかった。こんな私を好きになってくれて。本当にありがとう。今までかずくんが沢山私を幸せにしてくれた分、これからは私がかずくんを幸せにします。かずくんが大好きです。この想いはこの先も変わりません”
高尾「まじか…////」
A「手紙書くの初めてだったから、何回も書いてるうちに覚えちゃった笑」
ぎゅ
A「わっ」
高尾「俺も、、大好きだぜ///」
A「うん///」
高尾「俺の事思い出してくれてありがとな」
A「遅くなってごめんね」
高尾「ほんと、遅すぎだかんなー笑」
私を抱きしめている高尾くんが泣いているのが分かった。
A (かずくん本当に大好きだよ、いつもありがとう)
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作者名:きのこ | 作成日時:2022年9月10日 1時