【あんスタ】そうだ、痩せて復讐しよう。

＃４５.SOS ページ46

奏汰「ふふふ、ぼくたちもつれてきましたよ〜…♪」

渉「新たな仲間が増えてきましたね！
更に強くなる絆、なんてAmazingなんでしょう…☆」

『渉！奏汰！』




開いた扉にいたのは、三奇人の残り2人と…








『姫宮…仙石に、高峯…？』



後ろに2人の後輩の一年生たちがいた。







忍「せ、拙者…A殿に色々と酷いことをしたでござる…！
もちろん、許しを乞うつもりはないでござる！
しかし、これだけは言いたいが故……先輩、ごめんなさい…ごめんなさいぃ…！」


泣きじゃくる仙石の嗚咽が、




翠「死んでほしいなんて、嘘っす…！
先輩が本当に死んだら、俺も後追います！
先輩、先輩…酷いこと言って、すいませんでした…！」


ずっと頭を下げ続ける高峯の懺悔が、





奏汰「A、ぼくからもおねがいします。
ふたりのこと、ゆるしてあげてください。



















そして、『あまいことば』におぼれるちあきとてとらを、たすけてください…！」




奏汰の助けが、耳に響く。






守沢と南雲は、吉澤に囚われている。




そんなの……












『許すに決まってるじゃん！これからもよろしくね、忍！翠！』



そんなの、助けるに決まってる。





忍「っA殿ぉぉぉ！！うわぁぁぁぁぁぁん」泣

『忍泣かないでよ〜？せっかくの顔がぐちゃぐちゃよ？』



翠「A先輩好き…先輩がいなくなったら鬱で死んじゃう……」

『いなくならないから死なないで？』



奏汰「ふふふ〜♪やっぱりAも『ひーろー』みたいですね〜
……ちあきとかおるの『ひとみ』、にごっていました。どうしましょう……」

『……大丈夫。二人も、皆も助けるから。』






「…家畜っ！」

『…姫宮？なぁに？』




渉から離れて、私の前に立つ姫宮。
…その小さな体は、震えていた。







桃李「……ロン毛に言われて、目が覚めた。














あの女は、英智さまを……弓弦を奪ったから嫌い！





得意げに笑ってボクから大切なものを奪うから嫌い！！









Aお願い…弓弦たちを、助けて……！」






姫宮が泣きながら私に抱きついてきた。






こんなにも、SOSがあったんだ。





アイドルを悲しませるプロデューサーなんて許されない。









私は、吉澤を絶対に許さない。

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