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卅壱頁 ページ32

「かえった?」


蘭堂との戦いに太宰と中也が奮闘し、共同調査を完遂した数日後。


心なしか寂しそうにしているその少年の手には可愛らしい羊と熊のぬいぐるみが抱えられていた。


「当たり前だよ、修治君。蘭堂君があの事件の犯人で既に君達と中也君の協力で始末した。彼をここにとどめておく理由もないだろう?」


「……でも俺中也にバイバイってしてないのに…森はひどい大人だ」


「どうとでも云いたまえ。それで?私に話したい事とは何かね?」


「…やっぱり、煮干しいらない」


修治と森は、首領執務室に居た。

その場に太宰の姿は無く、そして扉の前にも護衛は居ない。

完全に二人だけである。


「報酬なら後で渡そうと用意してたんだけど……何故かな?」


「俺はマフィアにはいることにした」


「………何?」


手を組み、窓から見える横浜の街を見て、豪華な装飾が施された照明を見て、修治を見る。


「だめか?」


「…いいや?前々から入って欲しいと願っていた私にとって、とても嬉しい申し出だよ」


しかし、しかしだ。

どうにも、修治は信用できる存在ではない。


「……まわりくどいな。いつものか、めんどうくさい。云いたいことがあるならさっさと云え」


「それじゃあ聞くけど、君は何故自分の弟である太宰治に一切触れない?時々姿を見せないのは何故なのかな」


容姿が似ていない…それどころか、言動や物の考え方さえ似ていない兄弟。

それぞれが父親と母親に似たのだと云われても、納得ができない何かがあり、密かにDNAを調べたことがあった。


すると出てきたのは、本当の兄弟ではないこと。


そして、修治は人ではないこと。


「太宰修治君。君は一体、誰の異能生命体なんだい?」


__

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ロト - よみさん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただけてとても光栄です。続きが気になる作品だったなんて本当に嬉しい誉め言葉です。ありがとうございます! (1月7日 13時) (レス) id: 84710b8cd8 (このIDを非表示/違反報告)
よみ - 受験頑張って下さいね。とても、面白くて、続きが気になる作品だと思っているので、早く二月になれ!っと祈りながら、更新お待ちしております。 (1月6日 17時) (レス) id: 587f0ad974 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ロト | 作成日時:2019年8月1日 18時

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