中也さん、手伝ってください。 ページ5
私は、ある考えを思いついた。
これを実行すれば、太宰さんを反省させられるかもしれない。と。
「中也さん!お話、聞いて貰ってもいいでしょうか!?」
中也「ん?おう。」
そんなくだりで、私達はとあるBARで只今飲んでおります。
私は、中也さんに全てを話した。
太宰さんが浮気していること。
彼に反省して欲しいこと。
最近、ずっとまともに話せてなくて、デェトも、ましてやキスなんて全くしてなくて、恋人なのかも分からなくなっている事。
話している間、不思議と悲しくなって、こんな思いをさせている太宰さんが憎くなって、でもそんな太宰さんが好きな私が嫌になって、少しだけ泣いてしまった。
けれど、中也さんは私の話を何も言わずに真剣な顔で聞いてくれた。
時折嗚咽を漏らす私の肩を摩ってもくれた。
ああ。なんて優しい人なんだろう。
その優しさに、余計に悲しくなった。
苦しくなった。
どれだけ自分が我慢しているのか、それを思い知った。
話し終わって、中也さんが口を開いた。
中也「手前は何でも1人で抱え込みすぎなんだよ。ちっとぁ周りの奴を頼れ。」
そう微笑んで頭を撫でてくる中也さん。
これぞイケメンスキルってやつだな。
「くっそぉー!中也さんのイケメンー!!!」
中也「急だなぁ!?切り替え良過ぎかよ!!」
それは褒め言葉として受け取っときます。
「それで、中也さんに協力して欲しい事があるんですけど。」
中也「奇遇だなぁ。俺も手前に協力したい事があんだよ。」
「え?ホントですか?」
中也「おう。んじゃぁ、いっせーので言うか?」
「おお!いいですね!そうしましょ!!」
これでハモったら神やわ。
そうなったら結婚しようか中也さん。←←
「いっせーのーで!
「「付き合う振りして太宰/さんを懲らしめる!!」」
おおう。ジーザス!!!!
そして、私と中也さんの需要と供給が一致して、太宰さんを懲らしめよう作戦が開始された。
この時は、まだ私達は知らない。
この作戦を後悔する事になるなんて。
あ、中也さん。
指輪、何時買いに行きます?←←
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時