貴方の唇と彼の唇。 ページ29
ちょっとRスレスレになるかもしれません。
ごめんなさい!苦手な方はほんと、スルーして頂いても話分かるようにしておきます!
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中也さんの唇が私の唇に近付いてきた。
瞬間。
本能が駄目だと悟った。
「中也さんっ!!」
そう叫んで、顔を横に逸らした。
こんなのはその場凌ぎの抵抗だって事くらい分かっている。
それでも、私は中也さんとそんな関係を作ってはいけない。
太宰さんの行動をあれだけ批判して置いてそれはダメだ。
ましてや、私はこれでも太宰さんの恋人なのだ。
中也さん。
私は、貴方に協力して欲しかっただけなんです。
こんな関係、望んでない。
中也「おい………逸らすんじゃねぇ。俺の目を見ろ。」
そう言って私の顔を真っ直ぐ中也さんに向けた。
中也さんと目が合った。
どう考えても酔っている。
今の彼は、中也さんであって中也さんではない。
お腹辺りに違和感を感じた。
中也さんの手が服の中に侵入していた。
「ひっ、ちょ、中也さん!離して下さい!」
そう言っても、彼の手は止まらず上の方まで登ってきた。
中也さんの足で私の足を無理矢理開かされた。
上半身の下着にそっと手を掛けられる。
____このままじゃ、不味い…。
生理的な涙が出てきた。
「ひやっ、止めて下さい!!」
私がそう叫んでも、彼は一瞬ピクリと動きを止めただけだった。
動きが再開される。
下着の上から、彼の手が触れた気がした。
「ん、……ぁ、中也さ、ん!」
彼は私の膨らみに下着の上からキスをされた。
「んんっ!!」
声を出すと、中也さんは妖しく笑った。
・
・
・
中也「手前って、俺の唇でも感じるんだな。」
「…………っな、……」
何を、言っているの…?
この人は、何を…………。
中也「なぁ、太宰には何処を触られてきた…?手前は何処が1番感じるんだ…?
全部、俺に教えろ…。」
中也さん____。
太宰さんっ!!
「止めて下さいっ!!!」
私の怒声が部屋中に響き渡った。
中也さんの腕の動きが止まり、力が弱まった隙に部屋から逃げた。
______太宰さん……。
こんな時でも、私は貴方を欲してしまう。
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太宰亜里沙(プロフ) - 魔夢 (まゆ)さん» 太宰さんが終われば更新します! (2019年9月9日 21時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - すみません泣きました (2019年9月6日 6時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 中也 (2019年9月5日 22時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 (まゆ) - ああああああ////おもろいよーーーーー^ (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
魔夢 - 他の人もだしてあげてください…………ね? (2019年9月5日 21時) (レス) id: cd9a959149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月26日 22時