ナンパされました。(黒の時代太宰治) ページ24
Aside
「ねぇ〜お姉さん美人だよね?俺らと一緒にお茶しねぇ?」
「お姉さんのこと色々知りたいな〜」
はぁ………面倒臭い。
ただいま軟派にあっています。
最低最悪です。
なんで私の周りにはこうも虫けらが寄ってくるのだろうか。
私に好意を持ってくれる人なんて、たった1人でいいのに____
まぁ、今はとりあえずこの軟派野郎2人組をぶっ倒す事だけを考えよう。
A「とりあえず貴方達、私にそんな事をしてただで済むとでも_」
そう言いかけた時、目の前の男の首元に鋭利な刃物が触れた。
「ひ、ひぃぃぃっ…!」
太宰「ねぇ、君達。私を敵に回した事を、せいぜい後悔するといいよ」
太宰さんは刃物に力を込め用として、慌てて止める。
流石に民間人を殺すのは駄目だ。
A「あ、ちょ、太宰さん!私は大丈夫ですから、行きましょ?」
そう私が懇願すると、太宰さんは私を一瞥して、ふんと鼻を鳴らして刃物を下げた。
太宰「君達は、本当に運がいいね。こんな優しい女性を軟派して。不幸中の幸いだ。
だがもう、私の恋人に手は出すな。次は殺す。」
そう言うと、男達は足を震えさせながら走って逃げた。
私だけでも倒せた相手なのに…。
A「太宰さん、私、1人でもあのふたりを倒す事はできましたよ?」
そう言って太宰さんを見ると、いつもの優しい瞳に戻っていた。
太宰「だって、Aは私の彼女でしょ?私は彼氏なんだから、守りたいんだよ。」
そう優しい声で言われて、頭を撫でられる。
A「…………」
太宰「あ、黙っちゃった。照れた?」
そう言ってにやにやしながら私の顔を除く太宰さん。
A「ち、違いまっ……ん、」
刹那、唇を啄むようにキスをされた。
太宰「可愛いA………もう、誰にも触れさせちゃ、ダメだよ」
そう呟いてもう一度唇に触れてくる太宰さんの声は、恐ろしいくらいに甘い声だった
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みゅうか - 読んでる時もドッキドキなんですが...ガチで心臓保ちません。 (2022年6月8日 19時) (レス) @page6 id: f2a3c13cfe (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - わかりました (2019年6月13日 23時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - りんさん» 今は特に思い当たるものはありませんが、その時そのときで考えさせていただきます。 (2019年6月13日 23時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ダメなネタとかありますか? (2019年6月13日 22時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
太宰亜里沙(プロフ) - りんさん» 書くかはこちらで決めさせていただきます!いつも沢山のリクエスト、ありがとうございます!承りました! (2019年6月13日 22時) (レス) id: 9865e50aa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:太宰亜里沙 | 作成日時:2018年3月13日 22時