16話 ページ18
太宰side
「死なないかぎり、治癒は出来ると思います。距離は3�団�度が限界です。あと、普通の人より少しだけ早く怪我が治りますでも、この通り再生という訳じゃなさそうです。」
見た限り、足以外に外傷は無さそうだ。
本当に、再生能力が無いのか、将又Aちゃん自身が再生の能力に気づいていないのか。
「Aちゃん、もう一ついいかい？其の包帯の下も見たいのだけれど」
「？ はい、構いませんけど…」
矢張り… 普通、足を切断されれば傷跡が残る、だが彼女には其れが一切ないのだ。
「Aちゃんの足は元に戻るかもしれないよ。」
「へっ？」
「如何云う事だ!?」
「なるほどねぇ」
森さんも、先刻の足を見て気がついた様だ。
「如何もこうも言った通りだよ。但、ちゃんと元に戻りきるにはあと数年はかかるだろうねぇ。」
「私の足が…？ っ…ごっ…ごめんなさいっあれっ… 止まらないっ」
Aちゃんは、涙を零していた。中也は其れを微笑ましそうに見ていた。
ふむ、中也の機嫌が良いのは少々気に食わないので、少し嫌がらせをしてやろう。
少し時間が経つとAは泣き止んでいた。
「Aちゃん、Aちゃんは男性が、苦手なのかい？」
「ごめんなさい… 苦手 です、、」
「いや、良いんだよ？ただ…、マフィアは知っての通り大半が男性だ、早く慣れておいたことに越したことは無い。積極的に男性に話しかけると良いよー♪」
「ぅ 頑張ります…。」
私は中也に見せるようにAちゃんの頭を撫でた。
中也の方を軽く見ると眉間に、皺が寄っていた。
これはいい！
「慣れないかい？」
「太宰さんは少し大丈夫かも知れません…。」
「其れは良かった！」
私はもう少し距離をつめる。
「太宰君も懲りないねえ」
森さんも中也の気持ちには気づいているだろう。
「おい、太宰、もういいだろ…？離せよ」
そう言いながら私をAちゃんから遠ざける。
明らかに不機嫌だ。Aちゃんも不思議そうな顔をしている。
「そうだね。私はこれでもう行くとするよ。Aちゃん頑張りなよ〜」
「はい！有難うございました！」
Aちゃんはペコリとお辞儀をした。
「あ、あと、中也もねー、」
莫迦にしたように云った。
「あ゛？手前ｯ」
私は中也の言葉を無視して部屋を出た。
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雪見だいふく - あの、多分ねぇさんじゃなくていいあねさんです (2018年7月23日 10時) (
レス) id: 45f0691588 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 文スト大好きおじさん(笑)さん» 一様、はじめが黒の時代編なので与謝野先生と出会ってないっという設定何ですよ〜() (2017年8月1日 10時) (レス) id: 46346c34a6 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好きおじさん(笑) - 与謝野さんがいるから治る！と、思いました！でも、太宰が気づかないとは (2017年6月3日 13時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 千さん» 有難うございます!!太宰さんも頑張ります!!次も(?)ワクワク出来るような作品が作れるよう頑張ります!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - medaemonさん» 有難うございます!!本当に更新遅れて申し訳ないです。此れからはそんなことのないように…が、頑張ります。太宰さんのお話も頑張らせて頂きますm(*_ _)m (2017年5月4日 22時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼也 x他1人 | 作成日時：2017年4月20日 8時
