15話 ページ17
Aside
ふと思った
「お姐ちゃんの髪は綺麗な桃色ですね」
「そうかえ?嬉しいのう。Aの髪も中也によく似て綺麗じゃ。A、"お姐ちゃん"と読んでおるのに敬語なのは変ではないか?私のう、本当の妹が出来たみたいで嬉しいのじゃ、だから、敬語を外して話してくれんかのう?」
「はい!ぁっ うん!分かった!」
私も本当のお姉ちゃんが出来たみたいでとても嬉しくなった。
お姉ちゃんからは色んな事聞いた。お姉ちゃんの異能力の事や、お兄ちゃんの異能力の事、字の読み書きも教わることになった。
「そろそろ出るかのう。のぼせてしまうでな。」
脱衣場には、畳まれている服が置いてあった。
「Aは何を来ても愛らしいのう。そうじゃ、着物も来てみんか?」
「着てみたい…!」
「今度一緒に買いに行こう」
「うん」
其処にあった服を着、脱衣場を後にした。
「遅くなったのう」
「姐さん有難う御座います。」
「私も楽しかったでなあ」
「私も楽しかった…。有難うお姉ちゃん」
本拠地に来たついでに、明日の仕事の事も聞いておくことにした。
まず、リンタロウさんの所へ行った。リンタロウさんは私がどれ程の治癒能力があるのかを知りたいと言っていた。
今日は、傘下の組織の情報流出があった様で、マフィアが其の処理に向かった。
1人異能力者が、紛れ込んでいたらしい、でも、たかが1人とはいえ、異能力は脅威的なもので、其の組織は潰したものの、マフィア側は死人はいなかったが負傷者が、多数出た。
私は其の治療を、することになったため。実質、今日から仕事がある。
リンタロウに連れられ、医務室に向かうと、数十人が、怪我をしていた。
たくさんの男の人がいた為、少し手が震える。
震える手をギュッと握り、怪我をしている人たちの元へ行った。
「異能力 今日も小雪の降りかかる」
小雪が舞い、傷が治っていく。
数十秒すると、みんなの傷が治っていた。
「此れは素晴らしいねぇ」
後ろから太宰さんの声が聞こえてきた。
「手前、何で此処に…。」
お兄ちゃんが不機嫌になって云った。
「治癒異能力は、至極珍しい。どれ程のものなのか見ておきたくてねぇ!味方の情報を知っていて損は無いだろう?其の異能力の事でAちゃんが知っている限りでいい教えてくれないかい?」
228人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪見だいふく - あの、多分ねぇさんじゃなくていいあねさんです (2018年7月23日 10時) (レス) id: 45f0691588 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 文スト大好きおじさん(笑)さん» 一様、はじめが黒の時代編なので与謝野先生と出会ってないっという設定何ですよ〜() (2017年8月1日 10時) (レス) id: 46346c34a6 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好きおじさん(笑) - 与謝野さんがいるから治る!と、思いました!でも、太宰が気づかないとは (2017年6月3日 13時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 千さん» 有難うございます!!太宰さんも頑張ります!!次も(?)ワクワク出来るような作品が作れるよう頑張ります!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - medaemonさん» 有難うございます!!本当に更新遅れて申し訳ないです。此れからはそんなことのないように…が、頑張ります。太宰さんのお話も頑張らせて頂きますm(*_ _)m (2017年5月4日 22時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蒼也 x他1人 | 作成日時:2017年4月20日 8時