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14話 ページ16

Aside

「じゃあ… 良い人…?」
お兄ちゃんはどんな風に生活していたんだろう。途端に心配になった。何か悩んでるんじゃないか、本当は辛いんじゃないか。

「嗚呼、良い人だ」
お兄ちゃんは笑顔で応えた。安心した。お兄ちゃんは本当にいい人に扶けられたのだと思った。

「そっか」

私が応えた直後、車が止まった。と同時に着いたぞっとお兄ちゃんの声が聞こえた。

車椅子に乗り、目の前の建物を見上げる。
昨日はよく見ていなかったけれど、とても高いビルだ。マンションよりも高い。

お兄ちゃんが、車椅子を押して入口の方がまで行くと黒いスーツを着用した、たくさんの男の人が深々と頭を下げていた。

当たり前の様にお兄ちゃんは其処を通っていった。

エレベーターを使い、姐さんという人の、部屋へむかう。

お兄ちゃんが、3回ノックした。

「姐さん、中原です。失礼します」

そういってお兄ちゃんはドアを開け、私を押して入って行った。

中には、桃色の髪に和服の綺麗な女性がソファーに腰掛けていた。
其の女性はこちらを見て微笑みんだ

「よく来たのう。鷗外殿から話は聞いておる。
じゃが其れにしても可愛らしいのう。名はなんと云うのじゃ?」

「ぁっ、えっと、 Aですっ…あっ、お兄ちゃ… あ、兄がお世話になってます、、」
突然の事で焦ってしまった。

女性は口元を隠し、笑った。

「そんなに固くならんでよい
そんな所に立っておらんと中に入ったら如何じゃ」

「はい」
お兄ちゃんが答えた。

私とお兄ちゃんは向かい側にあるソファーに座る。

「私の事は姐さんいや、お姐ちゃんとよんでくれんかのう」
その女性いや、お姐ちゃんは私を見て微笑み乍ら云った。

「はい、お姐ちゃん」

「其れで、中也。話とは何じゃ。」
お姐ちゃんは真剣な顔になった。

「Aを風呂に入れて欲しいんです。」

「良いのぞ!私も妹とお風呂に入ってみたかったのじゃ」

「有難う御座います姐さん。」
「ぁ、ありがとう御座います!」

「気にするでない。さぁ早速風呂に行かぬかえ?」

「はい」
そう応えるとお姐ちゃんはお風呂に連れていってくれた。

お風呂場は、色々タイルが敷き詰められていて、広々とした空間だった。浴槽も広かった。

髪も身体も洗って、浴槽に浸かった。

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雪見だいふく - あの、多分ねぇさんじゃなくていいあねさんです (2018年7月23日 10時) (レス) id: 45f0691588 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 文スト大好きおじさん(笑)さん» 一様、はじめが黒の時代編なので与謝野先生と出会ってないっという設定何ですよ〜() (2017年8月1日 10時) (レス) id: 46346c34a6 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好きおじさん(笑) - 与謝野さんがいるから治る!と、思いました!でも、太宰が気づかないとは (2017年6月3日 13時) (レス) id: 69007943fd (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - 千さん» 有難うございます!!太宰さんも頑張ります!!次も(?)ワクワク出来るような作品が作れるよう頑張ります!! (2017年5月4日 23時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)
蒼也 - medaemonさん» 有難うございます!!本当に更新遅れて申し訳ないです。此れからはそんなことのないように…が、頑張ります。太宰さんのお話も頑張らせて頂きますm(*_ _)m (2017年5月4日 22時) (レス) id: 805bfff9a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蒼也 x他1人 | 作成日時:2017年4月20日 8時

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