アメリカ物語34 ページ37
{氷室side}
翌日______
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氷室「いいかいアレックス。修にはガールフレンドがいるんだから昨日みたくキスなんかしちゃいけないよ?」
アレックス「ありゃ、修造にはガールフレンドが居たのか。そりゃ悪いことしちまったな。」
氷室「こういうこともあるから、誰にでもキスしちゃうところは治さないとね。」
アレックス「誰にでもって訳じゃねえよ!アタシは可愛い子にしかキスはしない!!!」←
氷室「はぁ;;」←
アレックスは『誰にでも』というワードに腹を立てたのか、俺に対して大声で反論してきた。この調子ではキス魔は当分治らなそうだ(汗)。
小さく息を吐いたあと、コート脇のベンチに座ってバッシュを履き始めた。今年から晴れて高校生になった訳ではあるが、入学式までまだ時間があるため、こうしてアレックスのバスケクラブに顔を出しつつ練習に励んでいる。
とはいっても、子供たち用のバスケクラブだ。だいたい小学生が主体ではあるが、他にももっと小さな子だったり、中学生も数人ほど集まっている結構人気のあるバスケクラブなのだ。
それもそのはず・・・
なんたってアレックスは元WNBA選手であるからだ。
そこら辺にいる人とは比べ物にならないくらい教えるのが上手く、俺も小さい頃からお世話になってきた。おかげで今のスタイルがあるといっても過言ではない。
だけど・・・
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氷室『次の試合!このリングを賭けろッ!!』
火神『っ・・・!?』
氷室『逃げるなよ・・・・・・タイガ。』
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氷室「・・・」
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俺は・・・
ここで満足なんてしない。
アイツといつか決着を付けるために・・・
もっと強くならなきゃいけないんだ。
虹村「おーい!きたぞー!」
氷室「!」
不意に、ネットフェンスの門扉をあけてやってきたのは修だった。後ろにはこの前会った修のガールフレンドの姿も・・・。
氷室「来たみたいだね。アレックス、あの子が昨日言ってた・・・」
アレックス「・・・」
氷室「・・・・・・・・・アレックス?」
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時