アメリカ物語35 ページ38
{貴方side}
氷室「アレックス・・・?」
アレックス「(ハッ)・・・・・・ぁあいやすまん、つい魅入っちまった。」
氷室「・・・?」
アレックス「いや何・・・こんな奴と出会えるなんて思ってもみなかったから言葉がでなくなっちまったぜ・・・。」
.
.
.
修に連れられてやってきたのは、ネットフェンスに囲まれたバスケットコートだった。中に入ると、この間知り合ったばかりの辰也と、金色のロング髪を垂らした美人さんがいた。
わあ・・・あの2人並ぶと美男美女で綺麗だなぁ・・・なんて思っていると、2人がこちらに歩み寄ってきた。
氷室「昨日は結構バスケしちゃったけど、筋肉痛とかにはなってないかい?」
虹村「引退したからってあのくらいは余裕だわ。それに、今日はAも連れてきたから出来ることはもっと増えそうだぜ。」
貴方「よせやい、俺になんの期待してるんだよ;;」
氷室「あはは、改めてよろしくなA。君のプレイもどんなものか楽しみにしてたんだ。」
貴方「それ修と同じようなこといってるじゃん;;。」
期待の眼差しを向けながらニコニコとしている辰也と握手を交わした。この前は、短い挨拶のみで終わってしまったが、こいつ・・・よくよく見ると180cm以上はある。右の目元にはホクロがあって誰がどう見ても美男子だというのにタッパまであるんだったらモテモテだろうよ・・・
貴方「イケメンめ・・・」ボソッ
虹村「おい。」←
氷室「それと!彼女を紹介するよ。こちらはアレックス、ここのバスケクラブの創立者で子供たちにバスケを教えているんだ。」
アレックス「アレクサンドラ・ガルシアだ、よろしくな!」
貴方「し、白咲Aです。」
アレックス「・・・」
貴方「・・・;;???」
辰也の時と同様に、差し出されてきた手と握手を交わしたのち、何だか分からないがアレックスさんがジッと俺の瞳を見据えてきた。メガネ越しの彼女のエメラルド色の瞳に見据えられて俺はたじろんでしまった。
氷室(!・・・・・・アレックス?)
貴方「あ、あのぉ〜;;」
アレックス「・・・アンタ、ちょいとアタシとバスケしてくれよ。」
貴方「!」
.
不意な誘いに俺は驚いた・・・が、アレックスさんの瞳はそれでもなお、真っ直ぐと俺に向けられていた。
1274人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時