アメリカ物語9 ページ11
−−−虹村side−−−
虹村「ん?どうした?」
貴「!・・・何でもねえよ!つーか、2人でするってなるとやること限られるしどうする?」
虹村「そんなの1on1に決まってんだろ♪」
貴「のった!」
そう言ってノリノリでコートに入ってきたかと思うと、少しストレッチして、俺の前でディフェンスの体勢をとった。・・・・・・ん?←
虹村「えっ、お前アップは・・・」←
貴「今ので十分。」
虹村「マジ?」←
貴「ん?何だよ。」
虹村「いや、一応シュート練とかさ・・・」
貴「あとでやるって。それに、修には去年より変わった俺を見てもらいたいんだ。」
虹村「!」
Aの表情をみると、どこか自信に満ち溢れている。・・・本気モードだな。それを察した俺も体勢を低くしてその場でドリブルし始めた。こうして1on1をするのも中3以来か。
虹村「引退したからって舐めんじゃねーぞ?」
貴「はっ!誰が舐めプなんてするかよ。」
虹村「・・・」
貴「・・・」
お互い見つめ合って沈黙が訪れた。
こいつの眼の能力は百も承知。ヘタに突っ込んでもスティールされるのは目に見えている。だったらやることは・・・!
ダムッッダムッッ!!!!
貴(動いた!)
虹村「っ!」
1歩先の未来を視る
貴「甘いぜ!!」
虹村「っ!?」
バシンッッッ!!!!
.
.
バックステップで距離をとったはずなのに、ジャンプしようとした瞬間、両手で掴んでいたボールを頭上に持っていく動作の際にスティールされたのだ。これは想定外のことで驚いてしまった。
Aの瞳はというと、
以前よりも鋭く光っているように見える。
目には目を歯には歯をっていうけど、
あいにく俺には対等の眼はない。
だったら・・・
俺はあいつよりも強いパワーでぶつかるのみ。
貴「こんなもんか〜w?」
虹村「かは!まさか・・・ここからだろ!」
貴「・・・クスッ。」
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nssk(プロフ) - 待ってましたー!!!!!!✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。 (2022年9月9日 18時) (レス) @page29 id: f1d6119958 (このIDを非表示/違反報告)
伊万里 - はじめまして、黒バスにハマって読んでみてよかったです!私の中で最高でした。 (2022年7月25日 16時) (レス) @page26 id: 34cb1a8404 (このIDを非表示/違反報告)
maichametamtam(プロフ) - 最新の再開は検討していますか?最新が出来たらして欲しいです!お願いします! (2022年7月20日 23時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
runa(プロフ) - だおさん本当にお久しぶりです!イラストも見ることが出来てめっちゃ嬉しいです!10年は余裕で待てますのでだおさんのペースで更新待ってます♡ (2022年1月14日 3時) (レス) @page26 id: d48379a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - お久しぶりです、お帰りなさい!またお時間がある時にでも更新してくださればとても嬉しく思います。応援しています……! (2022年1月9日 20時) (レス) @page26 id: 0ceab624dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2019年2月1日 20時