男勝りな毒舌少女は彼の妹 !? 1

それぞれの恋5 ページ16

対してナルトは5つ投げたはいいが投げた手裏剣がバラバラで一つも的に当たることは無く草木に刺さっていた



挙げ句の果てに石に当たった手裏剣がイルカ目掛けて飛んでくる始末


………よくサスケを倒すと言えたものだな


ナルト「……ｸｯｿｫ


またサスケに負けちまった…」

サスケ「…ｯﾁ(一つ外れた……！俺は赤砂(アイツ)よりも劣っているっていうのか！？



……ｸｿｯ





こんなんじゃ…………)」




イルカ「コラー！

ナルト！！


俺じゃなくて的を狙え！！

的を！！！」

ナルト「んなこと言われなくても分かってるってばよー！！」





『あいつ、本当に忍者になれるのか？』


未だに言い争っている二人を遠い目で眺める


因みに自信満々だったキバはナルトと同レベルだった

違う所と言えば石に当たった手裏剣がイルカではなくキバ本人に当たったってことだな…

幸い頬を軽く掠っただけで血は少量しか出ていないが………






教室に戻って毒を作るか……



踵を返したら人影が一つ見えた



ヒナタか………


ヒナタを横目で見ながら教室に戻った




イルカ「？


あぁ、ヒナタか…

もう大丈夫なんだな？」


ヒナタ「は、はい」



イルカ「じゃぁ、出席番号順に呼んでいるからそれまであっちで待っていてくれ」

ヒナタ「分かりました」



ナルト「ヒナタ！

大丈夫かよ！？」


ヒナタ「っ！//


な、ナルト君……うん、もう大丈夫だよ///」


ナルト「そっかぁ」



………鈍感野郎



その光景を教室の窓から眺めていた


するとヒナタはキバの怪我を見て驚いた後、キバの所に小走りで行って塗るタイプの傷薬？を指に付けキバの頬に塗っていた


塗られているキバは赤面していて手も不自然な動きをしている







アイツはヒナタか………






ヒナタの奴も充分鈍感だな………






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・彼女の秘密4

『そういえば、砂を出る時に知らない男女が大勢引き止めに来たな……

変な紙もいっぱい貰ったがその場で燃やしたし…



あれは一体何だったんだ？

はた迷惑もいいところだ………』←鈍感


顔が良すぎて男女構わず惚れられてしまうAは昔、祖母と兄にフードを被るように言われていたという

毒の調合→←それぞれの恋4

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