92＊大嫌い ページ5
．
思い返せば私は昔から
人が嫌いでした。
中でも自分は特に大っ嫌いで
顔も、髪一本一本も、爪も、声も。
性格だとか、癖だとか、思考回路だとか。
歳を重ねるにつれ、自分への嫌悪感は
肥大していくばかり。
それと同時に
めんどくさい人間関係だとか
馬鹿らしい被害妄想だとか感情だとか
そんな事にうんざりしていて。
なんだか人が嫌いで。
嫌いになってしまっていて。
結局 私のことを友達だとか言ってるあなたも
簡単に私を嫌いになれるんでしょ？
それって私のこと好きなの？
友達ってなんですか？
家族ってなんですか？
好きってどういうことですか。
人は人を簡単に嫌いになるのに。
母も父もそうだったのに。
どうして一時の感情だけで好きだなんて言えるの？
明日には嫌いになってるかもしれないのに。
結局 一番 馬鹿な私は
馬鹿なふりして大嫌いな人と結構うまく付き合って
はい。おしまい。
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ちせ(プロフ) - この小説とても大好きです！応援してます！ (2022年8月25日 2時) (
レス) id: 61a11b1849 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - この小説好きです！更新頑張って下さい！ (2018年8月12日 13時) (レス) id: 25171f0d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱふぃ | 作成日時：2017年10月3日 21時
