103*だからって ページ16
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だからって私にどうすればいいっていうの?
こんなに好きなのに。
人をこんなに好きになったことないのに。
どんな人とも浅く広い関係でいたのに。
友達は多いけど親友はいないのに。
傷付くのが怖くて人を深く好きになったことなんてないのに。
ねぇどうしたらいいっていうの?
どんなに好きな友達でも、好きになりすぎちゃ駄目だって、自分で制限してきたのに。
制限が効かなかったことなんてないのに。
いつも踏みとどまれたのに。
もうどうしたらいいっていうの?
制限が効かなかったことなんてないのに。
自分で抑えられない程好きって感情 溢れてきたことないのに。
こんなの、初めてなの。
好きすぎて、苦しい。なんて。
ねぇどうしたらいいっていうの?
『………先生』
「はい、アイス」
『…っもう戻ってきたんだ…ありがとせんせ』
「なんか考え事してた?」
『ん?なんにも? あーおいしい!』
「ふふ…よかった」
今の関係のまま、続きたい。
この関係のまま、続けたい。
いつか別れの時が来て、
あなたとさよならして、
そのときに、自分が傷つきたくないから。
自分勝手だけど。
好きなんて、言わないで。
好きなんて、言わないように頑張るから。
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←102*さよなら
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ちせ(プロフ) - この小説とても大好きです!応援してます! (2022年8月25日 2時) (レス) id: 61a11b1849 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - この小説好きです!更新頑張って下さい! (2018年8月12日 13時) (レス) id: 25171f0d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱふぃ | 作成日時:2017年10月3日 21時