99*本気で ページ12
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私がいるのってすごく迷惑だって分かってるの。
それでもお別れは嫌なの。
出て行かなきゃいけない時がくるってわかってた。
それが、もうすぐだってことも。
もう、高2だしね。
卒業なんてあっという間だし。
卒業したら はいさよならー、でしょ?
いくら先生が私が好きだと言っても
まだちんちくりんだよ私。
先生の周りに大人なんていっぱいいるし。
私を好き、その言葉に嘘はないんだろうけど
それは可哀想な子に湧いた愛着のようなもので
最初は悲しいけどいざ別れるときっと
あれ?みたいな。
そして先生はもっと素敵な、大人の女の人を
好きになる。
そーゆーことに最近気付いたんだ。
だから先生が私を好きなのは嘘じゃない。
でも 自分がこんなに好きって言ってるのに
暴言ばっか吐いて、好きって言ってくれない可愛くない子、
離れてみると意外とすぐ忘れちゃうよ。
でも私は、でも私は。
愛すのが怖い。好きっていうのが怖い。
そう言いながら先生のことばっか考えてるんだもん。
ね、私。
本気で恋してる。
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ちせ(プロフ) - この小説とても大好きです!応援してます! (2022年8月25日 2時) (レス) id: 61a11b1849 (このIDを非表示/違反報告)
Sakura(プロフ) - この小説好きです!更新頑張って下さい! (2018年8月12日 13時) (レス) id: 25171f0d20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱふぃ | 作成日時:2017年10月3日 21時