【黒バス】大家族の１７人目として生まれました！！

再会 ページ25

〜笠松side〜



今は幼稚園の参観に来ている
一生懸命クレヨンを握る子供たちに
微笑みかける母親とビデオを構える父親



そんな中に一つ頭が飛び抜けた
見覚えのある後ろ姿があった



笠「森山…？」

森「…？！



笠松？！」


笠「おまっ…えっ？！


ナンパに成功したのか…？」


もし成功したのだとしたら…？
俺は結婚式に呼ばれてない…？


結構仲はいい方だと思っていたのだが…





森「そんなわけないだろ？


子供好きな男性な女にモテるって聞いたから
調べようと思って！子供の生態を！！」



笠「はっ…？」

呆れてものも言えない。
少しでも心配した俺がバカだった


森「お前こそなにしてんだよ。
女克服したのか？？」


笠「んなわけねぇだろ。
俺がわざわざ廊下から見てる理由が
わかんねぇのかよ！？
しばくぞ？！」



昔よりはだいぶましになったとは言え
女性は苦手だ…

さすがに教室の後ろ側母親たちが群がっている中に入っていく勇気はない…;;;;




森「じゃあ何しに…？」

笠「弟がいんの。金髪と茶髪」

森「うん。すごくわかりやすいｗｗｗｗｗｗ
茶髪はまだしも金髪って…;;;;;」


笠「地毛だぞ？」

森「地毛っ？！

じゃあ赤ちゃんの時から？！」


あぁ…森山の奴絶対してはいけない
想像をしたな…

森「産毛程度の髪に金髪…ｗｗｗｗ」


確かにあれは笑える
征十郎は髪が多かったが

テツなんかはすごく薄くて
しかも水色だから違和感MAX
家族皆で爆笑したのを覚えている





昔話を交えながら会話をしていると足になにかが当たった


あ「幸にぃ！！」

あの母親たちの群をくぐり抜けてきたのだろう
Aが両手をあげている

笠「どーした？」

優しい声で抱き抱えた

森「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

笠「っんだよ？！」

何にツボっているのか全くわからん

森「おまっｗｗｗお前もそんな声出せんのなｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」


笠「…！////////」

なんだか急に恥ずかしくなってくる
家では普通だが…
まぁ人前にAを連れてくることが少ない分
外では出さない声だ


森「そんな耳真っ赤にしてｗｗｗｗ
いいじゃねぇか、
いいおにぃちゃんって感じだぞ？」


笠「うっせぇ！！しばくぞ？！」


あっ…やべぇ…
やっちまった…
チビどもの前では
出来るだけ言わないようにしてたのに…



あ「幸にぃ…？誰…？」

笠「お兄ちゃんの友達だ。
ちゃんと挨拶できるな？」

あ「うんっ！！」

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