37松．嫉妬っとっと ページ37
あ)『お、怒ってます…？』
青)｢怒ってない｣
あ)『ほ、ほんとですか』
青)｢…………ああ｣
あ)『絶対怒ってますよね！？』
トト子ちゃんの謎ボタンとチャラ男によって、他の参加者さん達へ確実にトラウマを残していった私達は、早々に切り上げて帰ることに。
いや、トド松さんはいまだトッティーとして女子と戯れているが。
トト子ちゃんは｢石油王が1人もいないなんて！もう知らない！｣とぷんぷん帰ってしまった。
……で、現在。チャラ男をこてんぱんに懲らしめたカラ松さんと私で明るく光る街頭の下を歩いている。
流石、いつも6人のデスマッチに参加しているだけあって、あんなに優しいカラ松さんもなかなかの荒れようだった。
そして今、ちょっぴり彼は怒ってるみたい。
あ)『ご、ごめんなさい……』
青)｢別にいいんだ。Aちゃんは悪いことなんてしてないんだから｣
あ)『でも…』
いつもは歩幅を合わせてくれるのに、今日は少し早足で私を引っ張るカラ松さん。
その後ろ姿は広くて大きい。
青い、いつものパーカーはもうこの季節になると少し肌寒いだろうに、それすらも汗ばんでいる。
メールを見て、急いで来てくれたのかな。コートも着ないで、パーカーが汗ばむほど走って。
……なんだそれ、かっこよすぎじゃん。
というか、怒ってるっていうのは嫉妬かな。
期待しちゃってもいーのかな。
ぬわああああ、なんてカッコイイんだ！！好き！もう控えめに言って好き！うわああああ｢ボスッ｣
……ん？ボスッ？
謎の擬音に首を傾げると、カラ松さんが、私の口元を片手で押さえ、もう片方の手で真っ赤に蒸気させた自身の顔を覆っていた。
まるで、自分の赤い顔を見せないように。
て、あれ？なんで私、カラ松さんに口元押さえられてるんだ？
あ)『ん、んぐ？』
青)｢す、すまん…。でも、もうそれ以上は……っ｣
あれ、これもしかして…
青)｢その……Aちゃんがカラ松ガールってことは知っていたんだが……そ、そんなにハッキリ言われるともう耐えられないというか……｣
あ、これ脳内で言っていたつもりが口に出てたってやつだ。
終わった、完全やらかした。
は、恥ずかしすぎかあああ！！！
あ)『い、いやこれはその…っ』
青)｢……あのな、｣
すると突然、身体がぐいっと引っ張られ、カラ松さんの唇が私の耳元に当たった。
青)｢……俺も、好きなんだ｣
その言葉は、砂糖のように甘かった。
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はーちゃん - いやいや、ナニコレ？ 神じゃない？神だよね？かっこよすぎぃぃ！カラ松愛してる！ (2019年10月7日 21時) (
レス) id: b8b64e89ad (このIDを非表示/違反報告)
白夜水怜 - カラ松ヤバい！かっこよすぎます！ありがとうございまぁぁっす！続き楽しみにしてます！ (2018年8月5日 14時) (レス) id: 9cdfd637cb (このIDを非表示/違反報告)
土影くろま(プロフ) - 続きが気になる (2017年11月28日 14時) (レス) id: 046a54540f (このIDを非表示/違反報告)
retsuya-yuuta(プロフ) - 続き気になります。カラ松イケメンすぎる////作者さんは何松が好きなんですか？俺はカラ松ﾎﾞｰｲですww (2017年11月23日 0時) (レス) id: f437c536c5 (このIDを非表示/違反報告)
新門アカツキ(プロフ) - お久しぶりです！そしてありがとうございますッッ！！初め見た時は発狂しましたよ(笑)書いていただいただけでも嬉しいのに、まだ続くとはっ！楽しみすぎて踊りだしそうです(笑)また気長に待たせていただきますね。頑張ってください！ (2017年11月17日 23時) (レス) id: 20413c34ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶餡蜜 | 作成日時：2016年5月25日 20時
