助かった。シルクside ページ9
正直いって俺は確実に死んだと思った。体力も限界でマサイのクインケ?を避けられると思わなかったからだ。
だから、この状況が理解できないでいる。
シルク「……え??」
?「お兄さん大丈夫ですかぁ〜?」
白い髪の女の子?かな中性的な顔立ちだからよくわからないけどとにかくその子が俺を守ってくれた。
マサイ「什造………邪魔しないでくれる???」
什造「嫌ですぅ〜♪篠原さんからのめいれいなので。」
そういうと什造という子はクインケなのだろうか?それをみぞおちに当てた。マサイは避けきれず数メートル先に飛ばされる。
マサイ「くはっ!」
シルク「マサイ!!」
什造「一般市民を巻き込んではいけないんですよ〜♪しんじゃいますからね〜♪僕はどうでもいいですけどね〜♪」
その子は楽しそうに笑いながら気絶してるマサイを抱き抱えた。
シルク「おい!!マサイをどすんだよ!」
什造「んふふ♪心配しないでくださぁ〜い♪
CCGに連れていくだけです〜♪」
シルク「CCG………??」
什造「お兄さんは知らない方がいいかもですねぇ〜♪」
そう言い残すと、什造という子は風のように消えてしまった。その瞬間、俺の中で緊張の糸が切れたのか力が抜けてその場に倒れた。
シルク「あらら、ちょっと無理しすぎたかな俺」
全然動かないや。久しぶりにこんなに動いたかも。
A「諒さん!!諒さんってば!!」
壁の向こう側からAの声がした。良かった、なんとか無事みたいだね。
シルク「お、A〜生きてる?」
A「生きてるよ……諒さん大丈夫?」
シルク「え、俺?一様、大丈夫動けてないけど」
A「え!?ちょ?大丈夫」
シルク「あ〜大丈夫!大丈夫!なんとか……」
あぁ、なんとか大丈夫。俺なんかよりもAが無事ならそれでいい。なーんて、もう恥ずかしいから言えないけど……
A「……………諒さん……あのね」
シルク「うん」
A「あたし、諒さんがあたしの事、好きだって言ってくれて凄く嬉しかった」
シルク「うん」
A「でもね…………私と諒さんはいきる世界が違うんだよ」
シルク「A?」
意識が朦朧としてくる中、俺は壁の上を見る。そこにはAの姿があった。真っ青な海のような羽に赤い瞳のAの姿が。
夜の月に照らされて凄く綺麗だ。
*
*
*
A「諒さん、私が何に見える??」
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灰夜(プロフ) - まちゅさん» あいよ (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» あたしの所においで (2017年12月3日 13時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» おん (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» 灰夜、ここでしゃべると注意されるさからボードいくべw (2017年12月2日 22時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» アヒャヒャ(((笑´∀`笑))))) (2017年12月2日 18時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウオタミっち(´・ω・`) | 作成日時:2017年7月27日 0時