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どうして……貴方side ページ8

私は諒さんに引っ張られて白鳩から逃げている。あのマサイとかいうやつ細いわりに足が長いからか追い付くスピードが早い。


このままじゃ、殺されかけない。



そんな緊張があるのに………。この人は。


シルク「はっはっ。A!大丈夫?疲れてない?」

A「大丈夫です!!」


シルク「よっしゃ、すこーしスピードあげるぞ!」


息は切れてるけど少年みたいにワクワクしてるみたいで、とても楽しそう。
この状況を楽しんでる。


なんで………??なんでそんなに楽しそうなの?


自分だって殺されかねないのに。


A「諒さん、あたし……」


シルク「あ、俺さAが喰種とか人間とかそんなん別にどうでもいいから」


A「え?……」


シルク「俺はどんなAでもAが好きだから。惚れちゃったから。そこんとこ許して!!!」


この人は……この状況下で何言ってるのよ。


あんな理由で声をかけた私がバカみたいじゃない。



シルク「あ、やっべ。行き止まり」



がむしゃらに走っていたいつのまにか私たちは行き止まりに着いていた。冷たいコンクリートの壁だ。


マサイ「さーて、これは俺の勝ちかな?」


シルク「あーマサイ追い付いてきた……どうすっかな」


この状況でも逃げること考えてるの?壁は結構高いのに登れるわけないじゃん。



もう、駄目だ。駄目に決まってる。


はっあたしの人生こんなもんか。




シルク「A、俺が合図したら俺の肩に飛び乗れ」


A「え?……」



諒さんはまだ諦めていなかった。この状況下におかれてもこの鬼ごっこに勝つきでいた。


マサイ「それじゃ。The endだね!」


クインケが私に向かって降り下ろされる。


シルク「A!来い!」



もう賭けだ。賭けにでよう。私は諒さんの肩に飛び乗った、すると体がふわっと持ち上がる。諒さんが挙げてくれたんだ。



シルク「ナイス!!」



諒さんは笑っていた。無邪気な笑顔で。



その無邪気な笑顔に私の心臓はきゅっとなった。







あぁ………そっか。もしかしたら、







あたし、あの人の事好きなのか。




【ドォオオオオン!!】


私が着地したと同時にそんな音が響いた。私は鈍い痛みに耐えながら彼の名前を呼んだ。



A「諒さん!!!」



しかし、壁の厚さのせいか返事は帰ってかなかった。



―――――
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灰夜(プロフ) - まちゅさん» あいよ (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» あたしの所においで (2017年12月3日 13時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» おん (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» 灰夜、ここでしゃべると注意されるさからボードいくべw (2017年12月2日 22時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» アヒャヒャ(((笑´∀`笑))))) (2017年12月2日 18時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ウオタミっち(´・ω・`) | 作成日時:2017年7月27日 0時

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