俺は…喰種は…シルクside ページ4
数週間後、予定があった俺とAはようやく出掛けることになった。
その場所は無数の本屋が建ち並ぶ、『ブックストリート』と呼ばれる場所だ。
俺も初めて来たし、なにより高槻泉の本が何処の本屋にもあって凄く、テンションが上がっている。
まぁ、俺よりも上がってる人いるんだけど。
A「うぁああ!!!これ、先生が最初に書いた作品じゃん!!こんなところで出会えるなんて!幸せすぎる!」
シルク「あんま、買いすぎんなよ〜」
A「わかってますよ〜♪あぁぁ!あれはぁぁ♪この前の新作!!」
Aは子供のように高槻泉のコーナにくぎ付けだ。
よっぽど楽しいのか体がリズムを刻んでいる。
たく、どんだけ本が好きなんだよ。他の人から見れば飽々するほどの、本の虫だ。
ま、そんなギャップに俺は一目惚れしたんだけどね。
A「諒さん!!」
シルク「うん?何?って、そんな買うの!?」
Aの手には顔が見えないほどの大量の本の数々が……
ざっと、20冊くらいはあるかも。
A「いけませんか?」
シルク「いけなくわねぇけど……それ、ちゃんと読めんのか?」
A「な!高槻先生の作品ですよ!!読めるに決まってるじゃないですか!」
そういいながらAはふぐのように口を膨らませた。
間から見える顔がすげっー可愛い。
シルク「分かったよ!ごめんって!!買ってきなってそしたら飯にしよう」
A「ご飯……ですか………」
シルク「??まだ、腹減ってない」
A「うんん!お腹すきました!お会計してきます!」
そういってレジへと走っていった。なんか、さっきのA可笑しかったな……俺の気のせいならいいんだけど。
*
*
それからして、俺らはブックストリートから離れたカフェ。俺らが知り合ったきっかけの『あんていく』で食事がてら世間話をしていた。
A「いや〜いっぱい買っちゃったな〜♪」
シルク「買いすぎだよw」
といいながら、珈琲を啜った。
A「高槻先生の本ですからね〜」
そういいながら高槻泉の本を嬉しそうに見つめている。
まるで、子供が新品のおもちゃ買って貰ったみたいだ。
「お待たせいたしました、たまごサンドです」
と、タイミングよく店員が注文した、たまごサンドを持ってきてくれた。
たまごが半熟でとても美味しそうだ。
――――――――
切ります。(´・ω・`)中途半端
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灰夜(プロフ) - まちゅさん» あいよ (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» あたしの所においで (2017年12月3日 13時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» おん (2017年12月3日 13時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 灰夜さん» 灰夜、ここでしゃべると注意されるさからボードいくべw (2017年12月2日 22時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
灰夜(プロフ) - まちゅさん» アヒャヒャ(((笑´∀`笑))))) (2017年12月2日 18時) (レス) id: 5c54c774d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウオタミっち(´・ω・`) | 作成日時:2017年7月27日 0時