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正しき判事の像 ページ6

グリム「そそそ、そんなこと
もう忘れたんだゾ〜」





と、グリムが白を切る






ラギー「王様かと思ったけど…その割には地味な格好
あんま金は持ってなさそうッスね」


グリム「コレは誰の石像なんだ?」


『あれ、知らない?』
ロロ「この方は【正しい判事】だ」




グリム「正しき、はんじ…?」




リドル「キミ達、知らないのかい?彼は歴史に名を残す
偉人の1人じゃないか」


トレイン「1年生は兎も角…2年生は魔法史の授業で
教えているはずだが」







と、トレインは2年生を見た






アズール「ええ。とちろんトレイン先生の授業で教えて
いただきましたよ。忘るはずがありません」


ラギー「ど、どうだったかな〜。オレのクラスはまだ
なんじゃないッスかね!?」


トレイン「はぁ…仕方ない。復習だ」







正しき判事はかつて、花の街に存在したとされている裁判官




とても公平な人で、いつも正しい判断を下したそうだ





グレート・セブンに並ぶ偉人だと評価されている








『流石、魔法史の担当…』
ロロ「その通りです」




『街が悪党達に乗っ取られそうになった際も公平は審判で
平和を取り戻したと伝わっています』


デュース「へぇ…かっけぇ伝説を持った人なんですね!」


ロロ「花の街に住む人達は皆、彼を尊敬していてね
ノーブルベルカレッジの生徒達もまた、彼のように
公明正大であらんと心掛けているのだよ」










すると、ゴーンゴーンと鐘がなった








イデア「うわ、ビックリした!」


マレウス「これは……鐘の音か?」


アズール「随分と大きい音ですね」



『これは【救いの鐘】の音よ』
イデア「な、なんか如何にも凄そうな壮大な名前…」



ロロ「無論壮大だ。この世に2つとない、我が校に代々
伝わる貴重な魔法道具だからね」



マレウス「大切にされているのだな」








それにAが反応をした








『各学園でも代々伝わる魔法道具と同じです』


マレウス「なるほど。ナイトレイブンカレッジが所持す
る闇の鏡のようなモノということか」



トレイン「うむ。我が校同様、魔法養成学校には
その校を体現とするような魔法道具が伝わっていることが
多い。私も救いの鐘の音を聞くのは久々だ」



アズール「久々?以前いらしたことがあるんですか?」


トレイン「何十年も前のことだが、新婚旅行でな…」






何処かモノ懐かしく思いふけていた

救いの鐘→←信条



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- ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柚木葵 | 作成日時:2023年9月29日 22時

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