救いの鐘 ページ7
トレイン「重要な魔法道具なので、見ることは
叶わなかったが、とても美しい音色だと
妻は感動していたよ」
ロロ「よろしければ、ご覧になりますか？」
トレイン「む！？いいのかね」
『えぇ、勿論』
ロロ「相互理解を深めることこそ、この交流会の
目的ですから」
トレイン「良かったな、お前達。他校の魔法道具を間近で
見られるなんて滅多にない機会だぞ」
と、何処か嬉しそうなトレインが生徒達に言った
ラギー「貴重な鐘かぁ……もしかして、全部純金で出来て
ギラギラだったりして！」
ルーク「どんなに美しい鐘なのだろう。楽しみだね！」
ロロ「横に見えるあの高い塔が鐘楼です」
『鐘のある最上階へ行きましょうか』
鐘楼に行こうと足を運んだら
？「や、やめて！私のマントを返して！」
良からぬ声が聞こえて振り返ると
1部のイキりが女子生徒を虐めていた
『アイツら…。少々、手荒な真似になりますことを
お詫び申し上げます』
ロロ「あ、お待ちなさい…！エスラルダ！」
Aが走って、割って入って
イキり散らかしてた連中を華麗に圧倒した
『馬鹿者共が…誰も見ていないと思うなよ』
？「エルちゃん…」
『カーシィ、大丈夫…？怪我はない？』
カーシィ「う、うん…ありがとう」
マントを被せて、自分の手拭いで振り払う
『念のため、保健室に向かいなさい』
カーシィ「うん、交流会までには戻るよ」
『無理しなくていいのよ』
同級生のカーシィを見送って皆の所に戻る
『お見苦しくすみません。どうか、お目溢しを…』
エペル「すげぇ、強えぇ…」
デュース「数人相手を仕留めるなんて、かっけぇ！」
『小さい頃、少しだけ体術してたからつい…
では、用も終わりましたので鐘楼に向かいましょう』
と、鐘楼に向かってAの事で話すのが多くなった
ユウ「Aさんは2年生だったんですね」
グリム「オメェ、確か苗字がエスラルダだったよな？
なんでエルって呼ばれてるんだ？」
『さぁ…気付いたら、そう呼ばれてたわ』
リドル「さっきの女性は同級生なのかい？」
『えぇ。昔、事故で顔を大怪我し手術して、今の顔を
見られるのが怖くていつもマントを深く被っているのよ。
可愛いのにね』
ユウ「チラッと見えましたけど、何処も可笑しくなく
美人でしたね」
『コンプレックスなんだろうね…』
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ぬ - ホントに好きです。ムスメ3さんと同意見ですホントに幸せです (1月3日 2時) (
レス) @page25 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - ありがとう、エスメラルダモチーフの夢主待ってたんだ (9月29日 22時) (レス) id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚木葵
| 作成日時：2023年9月29日 22時
