No.2 数日前のこと ページ4
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ーAsideー
あたしの目の前には、
イナズマジャパンの男たちがいる
…上手くやっていけるかなぁ……
A「(不安しかない…)」
あたしは、特例としてFFIに参加することが認められた
なぜかというと、それは数日前に遡る
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ー数日前ー
帝国学園で、いつものように部活をしていた時だった
A「DF!守りを固めてください!!」
「「おうっ!!」」
忍「Aー!」
いつものように、指示を出していると
忍から呼び出された
佐久間くんに後は頼み、忍の元へ
A「どした?」
忍「響木って人があんたに話があるんだって」
響木…?
あー確か、雷門中の監督だよね
…男かー……
あたしは男が嫌い
男は男でも、特に大人の男が嫌いだ
忍「一緒にいようか?」
A「あ、いてくれると助かる!」
忍は男嫌いなあたしを見かねて、いつも気遣ってくれる
あたしの大切な友だち
廊下を歩いていき、響木さんらしき人がいた
響木「呼んできてくれたか、ありがとな」
忍「いえ」
A「…話ってなんですか?」
恐る恐る話しかける
響木「もうすぐ、フットボールインターナショナルが開幕することは知っているか?」
A「いえ、知りません。なんですかそれ」
響木「少年サッカーの世界一を決める大会だ」
A「へぇ…世界一、ですか…!」
すごい、おもしろそう
滅多に試合に出れないあたしにとっては
とてもおもしろそうに感じた
響木「出てみたくはないか?
特例として、参加することが認められたんだ」
え…?特例として?あたしが?
A「…すごいおもしろそうですけど、
なんであたしなんかに?
もっとあたしのよりも上手い人いますよね?」
疑問だった。あたしよりサッカーが上手い人なんてこの日本中を探せばいるだろう
なんであたしなんだ?
響木「いや、女の選手は少ないんだ。
特例、と言ったが、FFIの運営委員会からの
推薦でお前が選ばれた」
A「推薦…」
試合に滅多に出ないあたしを推薦…?
いったい誰がしたんだろう…
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作者名:るぅ | 作成日時:2017年9月22日 19時