異世界との出会い2 ページ2
静かに意識が浮上し、目を開けてみればそこには暗闇が広がっていた
今自分が立っているのか倒れているのかも分からない
?「こんにちは」
突然聞こえた声に、咄嗟に腰に帯刀してある短刀に手が伸びる
「誰?」
?「人はみんな心に闇を抱えながら…。毎日なんとか生きている。歩みを止めれば、すぐにバランスを崩してしまうから」
「…なんの話?」
突然話された内容に理解が追いつかない
暗闇に弱い目では目の前に何がいるのか分からず、少しの焦りと不安が募っていく
?「なるべく苦痛を感じないように…。わざと意識を鈍らせながら…。そして、気がつけば時間が流れて…。少しの後悔を抱えて死んでいく。私…あなたにはそうなって欲しくないの」
「だから、一体何を…」
?「そして…彼らにも…」
彼ら?
一体こいつはなんの話をしているんだ
わきだつイラつきと焦燥が抑えられず、思わず舌打ちをする
?「お願い。彼らを助けてあげて…。みんながあなたを待っている」
「本当に人の話を聞かないやつだな、一体何の話をっ」
?「大丈夫…すぐ分かるわ。さぁ、目を開けて…。また会いましょう」
その瞬間、また意識が暗転した。
.
130人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「あくねこ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りお - こんな終わり方なんて!続きが見たいに決まっているわ。書いてくれると嬉しいですわ♪(ルカスの対応が…ってなってバグりました) (2023年5月5日 23時) (レス) @page6 id: 277740fe28 (このIDを非表示/違反報告)
雪女 - 続きが気になりました(●︎´▽︎`●︎) (2022年4月16日 21時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
マリイ - 私はミヤジが好きです (2022年4月4日 21時) (レス) @page1 id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:SAITOU | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hal22
作成日時:2022年2月6日 23時