5. 嵐の前 <S side> ページ5
「? で、どこ?今車だから
家に置いてから行くわ。」
「六本木」
「了解。じゃ、着替えてから」
「あーーっ、いやっ!!
全然そのまんまでいいからっ!」
「いや、お前、俺の普段着
知ってるでしょ?
今仕事帰りでまっすぐ
帰ろうと思ってたから
マジでそんなとこ行ける
カッコじゃねぇし★」
「いいんだ、うんっ!とにかく!
今すぐ来いっ!!
個室取ってっから。
全然ジーンズとかで
オッケーだからっ!
と先輩が言ってんだっ(><)」
「??? わかった。
なんかよくわかんねぇけど。
行くわ。」
「待ってるかんなっ!
気をつけて来いよっ」
「お、おう...?」
短い返事をしたと
同時に切られた電話。
....なんだ?
優太らしくねぇじゃん(苦笑)
でもなんか。楽しそうだな。
思いがけない旧友からの誘い。
たまには直帰してみるもんだな。
いつのまにか頬を撫でていく夜風が。
すっかりやわらかくなっていて。
もう春も近いんだなって実感する。
それだけで。なんだか踊り出す胸。
単純だなー、俺も(笑)。
野郎同士で。久しぶりに
ガッツリ飲むかっ。
そんな軽やかな足取りで。
俺は指定された店へと
向かっていた。
それ以上に。
とんでもねぇ出逢いが。
俺を待ちうけているなんて
全く予想だにせずに。
529人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かこ(プロフ) - まゆかさん» ありがとうございます(^^)翔ちゃんだからこそ、予想外のお相手との恋をしてもらいたくて書き始めた作品です。どうぞ最後まで(^^) (2014年4月20日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - モノクロ@ニノらぶさん» お!読んだことあり?今回はこの勢いのままこの2人の続編もいっちゃおうかと考えてます。こちらも寒いよー(><)いっぱいキュンキュンしてもらってあったかくなってほしいわん♪ (2014年4月20日 8時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - 面白いですねぇ~(⌒‐⌒)続きが楽しみです♪頑張って下さい! (2014年4月13日 23時) (レス) id: a085fcb7de (このIDを非表示/違反報告)
モノクロ@ニノらぶ - かこさん!新作ありがとうございます♪ 次、これがいいなぁーって思ってたところでぶっこまれてめちゃくちゃ嬉しかったです笑 春ですね、北海道雪降りましたが笑笑 今回もきゅんきゅんさせていただきます(^^) (2014年4月13日 20時) (レス) id: 9a4b8c823e (このIDを非表示/違反報告)
かこ(プロフ) - みぃさん» こんにちは♪わ!うれしいお言葉!私にとってもこの作品は革命的なストーリーで(笑)。自分変換、ときめきますよね。思う存分楽しんでくださいー♪ (2014年4月13日 10時) (レス) id: 1c4ce8f51d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かこ | 作成日時:2014年4月11日 14時