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page . 0 一冊の本 ページ1

ロシアの別邸にて、ある男が一人で一つの書物を記していた。


書物の名前は 「 中原亜郎について 」 。


中原というのはポートマフィア幹部の方を思い出す方が多いと思うが、違う人物である。




彼が何故、記しているか。



それは追憶。

彼を忘れない為に記録に残す。


それは追懐。

記憶を辿り懐かしく思う。何故なら彼とはもう会えない。


その事実を痛快し、一粒の涙を零した。




哀愁漂う表情で男は 口を開いた。





「死は救済。その考えは変わらないですが...



_____貴方とだけは、もっと話していたかった。」

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作者名:朱憑 | 作成日時:2023年9月13日 16時

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