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弐拾玖話【前編】 ページ18

ドゴォォン(実弥に炭治郎が頭突き)

蜜璃「ブッ…すみません…」

瑠維「ブッ!ハハハ!無理!耐えられない!」

朱鳥・橋「いや耐えろ!」ゴンッ!

瑠維「いだっ!」

小芭内(冨岡が横から口を挟んだとはいえ不死川に一撃を入れた)

炭治郎「善良の鬼と悪い鬼の区別もつかないなら柱なんてやめてしまえ!」

実弥「てめェェ。ぶっ殺してやる!」

2人「お館様の御成です」

お館様「よく来たね。私の可愛い剣士たち」

炭治郎「っ!」

お館様「お早う皆。今日はとてもいい天気だね。顔ぶれが変わらずに半年に1度の柱合会議を迎えられたこと嬉しく思うよ」

炭治郎(傷?いや、病気か?この人がお館様…瑠維も言ってたな)

ドゴッ!

炭治郎(速い!全く反応出来なかった!この!)

実弥「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。」

お館様「ありがとう。実弥」

蜜璃(私が言いたかった…お館様にご挨拶)

実弥「畏れながらも柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか?」

炭治郎(知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋り出したぞ)

橋(とか思ってそうですね…彼)

お館様「そうだね。驚かせてしまってすまなかった。炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めてほしいと思っている」

柱「!」

行冥「嗚呼…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」

天元「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊など認められない」

橋「私もお館様の願いでも反対しますね。鬼は駄目です」

蜜璃「私は全てお館様の望むまま従います!」

無一郎「僕はどちらでも…すぐ忘れるので」

瑠維「私はお館様の願いならばそうします!」

朱鳥「僕もだねー」

瑠維「そういえば雷葩は?」

朱鳥「雷葩なら今蝶屋敷で治療中」

『雷柱・椎名 雷葩,治療中』

瑠維「ふーん」

しのぶ「…」

義勇「…」

小芭内「信用しない。信用しない。そもそも鬼は大嫌いだ」

杏寿郎「心から尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ」

実弥「鬼を滅殺してこそ鬼殺隊。竈門・冨岡・果依猫・志羅音の処罰を願います」

瑠維「私もかーハハハ!」ニコニコ

橋「本当呑気だね…」

お館様「では手紙を」

女の子「はい」

女の子「こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです。1部抜粋して読み上げます」

つづく

弐拾玖話【後編】→←弐拾捌話【後編】



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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時:2019年9月16日 21時

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