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弐拾捌話【後編】 ページ17

炭治郎(俺のせいで冨岡さんまで…)っ!」

炭治郎「ゲホッゲホッ」

瑠維「炭治郎君!」

無一郎「……」ムッ

しのぶ「水を飲んだ方がいいですね。顎を痛めていますからゆっくり飲んで話してください。鎮痛剤が入っているため楽になります。怪我が治った訳では無いので無理はいけませんよ?」

炭治郎「…俺の妹は鬼になりました。だけど人を喰ったことはないんです今までもこれからも…人を傷つけることは絶対にしません」

小芭内「くだらん妄言を吐き散らすな。そもそも身内なら庇って当たり前。言いたいこと全て信用できない。俺は信用しない」

行冥「あああ…鬼に取り憑かれているのだ。早くこの哀れな子供を解き放ってあげよう!」

炭治郎「聞いてください!俺は禰豆子を治すために剣士になったんです!禰豆子か鬼になったのは二年以上前のことでその間禰豆子は人を喰ったりしてない!」

橋「話がグルグル回ってますよ。人を喰わないこと。これからも喰わないこと。それを証明をしてもらわないと…」

無一郎「ねぇ瑠維。あの鳥なんだっけ?」

瑠維「んー?なんだっけー?」

蜜璃「あのぉ…でも疑問があるんですけど…お館様がこのことを把握してないとは思えないです。いらっしゃるまでとりあえず待った方が…」

橋「そうですね…」

炭治郎「妹は俺と一緒に戦えます!鬼殺隊として人を守るために戦えるんです!だから!」

朱鳥「ちょっと炭治郎!もう少し声を…」

?「オイオイ。なんだか面白いことになってるなァ」

炭治郎「っ!」

隠「困ります不死川様!どうか箱を手放してくださいませ!」

?「ところでェ…鬼を連れた馬鹿隊員はそいつかいィ?一体全体どういうつもりだァ?」

『風柱・不死川 実弥』

蜜璃(不死川さん!また傷が増えて素敵だわ!)

隠「胡蝶様申し訳ありません…」

しのぶ「不死川さん…勝手なことしないでください」

蜜璃(しのぶちゃん怒ってるみたい…珍しいわね。カッコイイわ!)

実弥「鬼がなんだって?坊主ゥ。鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?そんなことはなァ…ありえねぇんだよ馬鹿がァ!」

ドスッ

義勇,しのぶ,蜜璃,瑠維,「っ!」

炭治郎「っ!!」

隠「あっ!」

炭治郎「俺の妹を傷つける奴は柱だろうが何だろうが許さない!」

実弥「ハハハハ!!そうかいよかっなァ!」

義勇「やめろ!もうすぐお館様がいらっしゃるぞ!」

つづく

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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時:2019年9月16日 21時

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