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弐拾捌話【前編】 ページ16

柱とは鬼殺隊の中で最も位の高い13名の剣士である。柱より下の階級の者たちは恐ろしい早さで殺されてゆくが彼らは違う。鬼殺隊を支えているのは柱たちだった

?「裁判の必要などないだろう!鬼を庇うなど明らかな隊律違反!我らのみで対処可能!鬼もろとも斬首する!」

『炎柱・煉獄 杏寿郎』

?「ならば俺が派手に頸を斬ってやろう。誰よりも派手な血飛沫を見せてやるぜ。もう派手派手だ」

『音柱・宇髄 天元』

?(えぇぇ?こんな可愛い子を殺してしまうなんて…胸が痛いわ。苦しいわ)

『恋柱・甘露寺 蜜璃』

?「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ…可哀想に。生まれてきたこと自体が可哀想だ」

『岩柱・悲鳴嶼 行冥』

?(何だっけあの雲の形。何て言うんだっけ)

『霞柱・時透 無一郎』

瑠維「あれ?なんでここに?あれ?記憶が無い!」

『雨柱・果依猫 瑠維』

朱鳥「僕が連れてきた」

『闇柱・志羅音 朱鳥』

?「おはよう瑠維」

『結柱・結魂』

行冥「殺してやろう」

杏寿郎「うむ!」

天元「派手にな?」

橋「そうだね。あと派手じゃなくていいと思う」

瑠維「誰を殺すの?え?」

無一郎「聞いてなかったの?」

瑠維「だって私今さっき起きたから…教えて?」

無一郎「はぁ…そこの奴が鬼を連れているから裁判をするんだよ」

瑠維「なる程って...炭治郎君?」

無一郎「知り合いなの?」

瑠維「え?うん」

炭治郎(禰豆子!禰豆子どこだ!禰豆子!禰豆子!善逸!伊之助!瑠維!朱鳥!雷葩さん!って瑠維と朱鳥?なんであんな所に…)

?「そんなことより冨岡はどうするのかね」

炭治郎「っ?!」

?「拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが。胡蝶めの話によると隊律違反は冨岡と果依猫と志羅音も同じなのだろ?どう処分する。どう責任を取らせる。どんな目にあわせてやろうか」

『蛇柱 伊黒 小芭内』

蜜璃(伊黒さん!相変わらずネチネチして蛇みたい。しつこくて素敵!)

義勇「……」

『水柱 冨岡 義勇』

蜜璃(冨岡さん!離れた所に一人ぼっち!可愛い!)

瑠維「あれ?私隊律違反してたっけ?」ポケー

橋「してるよ。それでも柱の自覚ある?」

蜜璃(瑠維ちゃん!隊律違反してるの忘れてるなんて…可愛い!それを注意する橋ちゃん。かっこいい!)

しのぶ「まぁいいじゃないですか。大人しくついて来てくれましたし、処罰は後で考えましょう。それより私は坊やの方から話を聞きたいですよ」

『蟲柱 胡蝶 しのぶ』

つづく

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作者名:佐倉。 瑠維 マカロンペ朱鳥 兎羽 x他3人 | 作成日時:2019年9月16日 21時

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