生まれ変わった少女は記憶を取り戻しました！

入院 貴女side ページ26

あ「ふわぁ…。お、おはよう…？///」

カ「照れてるの！？可愛い…///」

あ「へっ！？」


ただいま私、Aはカノに抱きつかれてます。

凄く恥ずかしい…

けど、ちょっと嬉しいかもなんて思っちゃうんです。


カ「本当に行っちゃうの？」

あ「うん…。やっぱり治さないと死んじゃうからね。」


そう。

今日から私はアメリカに2年間入院することになっている。

少し…いや、かなり寂しい。


カ「そっか、じゃあ時々お見舞い行くから病院の名前教えて？」

あ「えっ！どうやって来るの！？アメリカだよ！？」

カ「Aの為ならどこまでも行くよーw」

あ「冗談なんだか本気なんだか…。」


そうこうしている内に時計の針は９時を指していた。


あ「わっ！やばい！行かなきゃ！」

カ「僕も見送りに行くよ！」

あ「…うん！」


泣きそうになったけど我慢！

カノの前では泣かないでおかないと！


キ「もう行くのか？」

あ「あ、うん！また会いに来るよ！」

キ「俺達も見送りに行くから少し待っててくれないか？」

あ「本当に！？」


嬉しい…///

皆が私の為にここまでしてくれるなんてさ、泣きそうになるよ…。


カ「ほら、A！行こうよ！」

あ「っ！うんっ！！」


私は掴まれた手を見て思った。

この手を繋ぐのもしばらく出来ないんだなと。

だから私はカノの手を握り返した。

強く強く…


いっそ、この時間が続けばいいのにね？

うぉっ！？いつの間に！？→←プレゼント2 貴女side pinkです

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