少女の叫び 貴女side ページ16
あ「クロハっ…!私を殺してよ!!」
ク「何いってんだよ!?」
私なんて必要ない。
皆、消えちゃえばいいんだ。
いや、
どうせ消えるなら
私だけがいいや。
あ「カゲロウデイズに連れてって?」
私は
貴方が幸せなら
それでいい。
けど、本当は
貴方に会いたい。
でも、そんな事したら
私は
皆を不幸にしてしまう。
だからもう終わらせてしまおう。
でも、最後に皆の顔見たかったなぁ…。
ク「本当にいいのか?」
あ「うん。心残りはないから。」
ク「そうか、ではカゲロウデイズに案内してやる。」
私はクロハについていった。
当然、カゲロウデイズは真っ暗で本当に会えないんだと実感した。
あ「クロハ、これからどうしよ。」
そう
私はこれからどうするかを
考えていなかったんだ。
ク「掛けるにでも会えばいいんじゃねーか?」
あ「!」
お姉ちゃんに…?
いや、
今は赤の他人だ。大丈夫…。
ア「A!?」
あ「え…?」
どうして家族というものは
見目や喋り方が変わっても
本人と見抜くのだろうか…。
あ「っ…。お姉ちゃん…。」
唇を噛みしめて喋る。
ア「まだ…怒ってる?」
あ「別に怒ってる訳じゃないんだよ…。」
久々に家族に会ったからすごく温かいんだよ…。
ア「大丈夫…。もう一人じゃないよ?」
あぁ、家族ってなんて温かいんだ。
君が居なくなった カノside→←貴方が選んだ結論 貴女side
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナッツ - すごい感動しました!私もこんなにいい小説がかける作者さんが、羨ましいです! (2017年10月10日 20時) (レス) id: c98b21a52a (このIDを非表示/違反報告)
空餅☆ - 白器さん» ありがとうございます!涙腺気を付けて下さいね!?w (2017年1月29日 22時) (レス) id: d56edc617b (このIDを非表示/違反報告)
白器(プロフ) - 感動しました!途中我慢しきれず涙腺崩壊しました。゚(゚´Д`゚)゚。 (2017年1月29日 15時) (レス) id: 606a83cb8b (このIDを非表示/違反報告)
空餅☆ - しいたんさん» ありがとうございます!良かったら他の作品も見て下さ((← (2017年1月3日 13時) (レス) id: d56edc617b (このIDを非表示/違反報告)
しいたん - とっても面白かったです! (2017年1月2日 15時) (レス) id: e9debec7e5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ