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貴方.



「鳴海A。18歳。大阪府内の高校を卒業後、進路に迷い、風都にやって来る。……ここから先は、これからの君が上書きしていくことだね」

『す、凄い……何で分かるんですか?』

「フィリップはな、膨大な量の知識を検索することが出来るんだよ。」




そんなこと、普通ならありえないんだろうけれど、フィリップさんならありえそうだから信じてしまう。




「それと、僕の方が君より年下だ。日本では、年上の人間に敬語を使うんだろう?よって、君は僕に敬語を使わなくてもいい。さん付けもいらないよ」

『あっ、はい……じゃなくて、うん!』

「そう言ったらお前、俺たちに敬語使うべきだろ?」

「生憎、それについては検索していないんだ。残念だったね、翔太郎」




二人は仲が良いのか、その二人の作り出す雰囲気をとても好きだと思った。

話していくうちに、二人のことを「翔ちゃん」「フィリップくん」と呼ぶほどにまで仲良くなれて、暫くの間、この探偵事務所に置いてもらうことになった。お姉ちゃんは、「やりたいことが見つかるまで、好きなだけいてね」と優しく言ってくれたし、二人も同意してくれたらしい。照井さん……もとい、お義兄さんも、「怪我には気を付けて」と応援してくれた。


そしてここから、私の新しい生活が始まったのだった。

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キングミカン(プロフ) - 星原さん» 返信いていただきありがとうございます!シチュエーションですか…やっぱり、夢主が翔太郎とずっと話してて、それにフィリップが嫉妬する…とかですかね?なんか王道すぎてすみません。 (2019年1月29日 21時) (レス) id: c925d19d2b (このIDを非表示/違反報告)
星原(プロフ) - キングミカンさん» 初めまして!ありがとうございます!リクエスト嬉しいです(^_^)シチュエーションを細かく説明してもらえたらありがたいです! (2019年1月29日 20時) (レス) id: 7b61f158ca (このIDを非表示/違反報告)
キングミカン(プロフ) - 初めまして!この作品を楽しく読ませていただきました!夢主ちゃんとフィリップのど飴舐めてるから短編集みたいなのが見たいです!無理言ってすみません。無視してくださっても構いません。ですが、出来れば見たいです!お願いします! (2019年1月29日 19時) (レス) id: c925d19d2b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星原 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月14日 23時

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