妖が7匹 ページ7
『『『!?!?』』』
「素晴らしい…そこの2人俺と戦え」
いきなり煉獄さん達の背後に音もなく現れた上弦の参と思われる鬼
笑顔でそういうそいつからは空気が張り詰めるような鬼気が伝わってくる
((バッ!!!
そして私を含め3人が一斉に戦闘体制に入った
その瞬間
、
「女…………お前に用はない」
「…………!」
目にも止まらぬ早さで私の目の前に跳躍してきたのだ
そして、固く握りしめた拳で私の頭を殴ろうと振りかぶる
「っ…!!!」
普通なら一瞬で頭が木っ端微塵になるところだが、私も一応柱
大鉄扇を取り出してその攻撃を受け止めた
((ガキィィイン!!!
「う……!!!!!!」
しかし流石上弦、攻撃の威力が手にビリビリと伝わってくる
すると、驚いたような顔をしたあとこれでもかと口角を上げ
「!?…………鉄扇を武器にしている人間は初めて見た……!!女で俺の攻撃を受け止めた奴もだ!!!名はなんという!?柱か!?」
と、殴りかかってきた冷ややかなめとは違い飛び切りの笑顔で問いかけてくる鬼
「妖柱の藤堂ゆい。コロコロと態度が変わるようだけど……さっきの殺す気の攻撃はどこへ行ったの?」
と、かなり力の抜けた拳を見ながら呟く
「さっきはお前が弱者だと勘違いしていた………
妖柱か…俺が遭遇したことのない柱だ…」
鉄扇から拳を離してそう言うと、私の目の前に歩み寄り
「ゆい………いい案がある、お前も鬼にならないか?」
顎をクイッと上に持ち上げそう言った
……は?
「鬼になればもっと強くなれる、どうだ?俺と一緒に鬼になろう」
愛おしげな顔で言う猗窩座
「断る」
しかし私はそう言って猗窩座の手を思いっきり振り払ってやる
普通に、即答でお断りだ
そう思ったと同時に感じるさっきと同じ殺気と、新しいこれまた凄い殺気
「おいてめぇ、俺の嫁に何してやがんだ…ぶっ殺すぞ…!!!」
「ゆい、そこを退け…攻撃が当たってしまう…!!」
刀を構えながら凄い血相で言っている2人
これはもう何言ってもダメだ…
1発お見舞いしてやりたかったけどどくしかないらしい
そう思い地面を蹴ろうとしたその時
((ガシッ
「!?」
「待て…鬼にならないと言うなら………
俺と夫婦になってもらおうかゆい」
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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年8月10日 14時) (レス) @page22 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - 素晴らしい作品をありがとうございます! (2020年8月26日 18時) (レス) id: 135b7cf6d1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - イメ画上手ですね。 (2020年6月28日 8時) (レス) id: 053924f0e5 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 無惨様怖っ、更新頑張ってください!続き楽しみにしています! (2020年6月21日 19時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - ナタデココさん» 誤字すみません至急なおしますm(_ _)mご指摘ありがとうございました! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 94fcd95241 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:爆音小僧 | 作成日時:2020年6月1日 21時