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ジェ「マホウトコロってすごいな!他には何をするんだ!?」
シ「俺、クディッチが強いってことしか知らなかった」
『それについてはまた今度ゆっくり話してあげる。それよりももうすぐ午後の授業が始まっちゃう』
今日はお昼の後すぐに授業がなかったため遅刻する心配はないだろうけどリリー達はもう談話室にいるだろうしどこに行ってたか問い詰められるのは目に見えている
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談話室には幸いリリー達はいなかった
先に降りてきた私とリーマスは2人でソファに座って話す
リ「ねぇ、A」
『ん?』
リ「君は僕がその、人狼、って聞いてもなんで一緒にいてくれるんだい?」
『え、そんなの友達だからに決まってるじゃない。最初は確かに驚いたけど』
リーマスは一瞬目を見開き、嬉しそうに笑い そっか とだけ呟いて何も言わなかった
ジェ「ボルベール、これ君に渡しとくから読んでおいてくれ」
『えぇ、わかったわ。』
先程軽く見た本達をドサッと机に置く
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リリー達にどうやって隠そうかな……
恐る恐る部屋を開けてみるけど中は静かで3人は居ないようだ
『ホッ、この本をそのまま置いていたらバレちゃうだろうし、……』
とりあえず机の足元に置いて布を被せておくことにした
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午後の授業は闇の魔術に対する防衛術で教室に悪戯仕掛け人達と向かうと既にリリー達は机に座っていた
リリ「Aこっちよ」
『ありがとう』
リリーの横を空けておいてくれたらしい
ミ「Aどこに行ってたの?談話室にも部屋にも居ないからびっくりしたんだよ?」
『あぁ、ごめんね。ちょっと図書館に行ってたの』
ラ「まぁAなら授業に遅れることはないって思ってたから先に来ちゃったよ」
リリ「でもよりによってあの人達と一緒に来るなんて」
リリーは悪戯仕掛け人と共にAが行動していたことが不服のようで頬を膨らませて怒っていた
『そんなに怒らないでよリリー』
リリ「別に怒ってなんかないわ」
ジェ「やぁリリー!午後の君も美しいね!」
まだ先生が来ないのをいいことにリリーの前へ行き口説き出すジェームズ
リリ「煩いわよポッター、早く席に戻ってちょうだい」
ジェ「真面目な君も素敵だ!」
リリ「……」
返事をするのですら億劫になったのかそっぽを向いて無視を決め込んだようだ
相変わらずの振られ具合に一同は苦笑するしかなかった
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るあ - 以外と詳しいんだ、ジェームズ (2022年8月1日 12時) (レス) @page19 id: 4d1d341eea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かるーあ x他1人 | 作成日時:2020年3月17日 0時