検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:2,157 hit

プロローグ5 ページ5

その後、立香は時間を忘れて、しばらく妖怪の本を読むのに没頭した。








立香(こうして読むと、妖怪も色々居るんだなぁ。)








そこで、ふと、立香は図書館の壁にかけられた時計を見る。








立香(あっ、そろそろ夕飯の時間だ。)








立香は妖怪の本を元の本棚にしまうと、紫式部にお礼を言い、図書館から出ていき、食堂へ向かった。
それから食堂で夕飯を食べ終えると、通路を歩く。








立香「あの夢…なんだったんだろう…。
…あの猫又は…一体…。」








アビゲイル「今、猫って言った!?」








立香「わっ。」







アビゲイル「驚かせてごめんなさい、マスター。マスターの口から猫って言葉が聞こえたものだから、もしかして近くに猫が居るのかなと思って…。」








立香「あはは、そうだった。アビーは猫が好きだったね。」








アビゲイル「えぇ!猫は大好きよ!
犬と違って、吠えないし!」








立香「私が言ってたのは猫又っていう、日本の…んー…なんて言ったらいいかな。
精霊…に、近いのかな?」








アビゲイル「ジパングには猫の精霊が居るの!?素敵!ぜひお会いしてみたいわ!」








立香「人間に飼われていた猫がね、普通よりもすごく長生きすると、尻尾が二つに分かれて、猫又って呼ばれるようになるんだって。
しかも猫又は自分を大切にしてくれた飼い主に恩返しをすることもあるらしいよ。」








アビゲイル「まぁ!なんて素敵な精霊なの!やっぱり猫はいい子ね!」








立香「…アビーにだけ、話してみようかな。」








アビゲイル「?」








立香「実は…マシュにも話してないんだけど、今朝、不思議な夢を見たんだ。」








アビゲイル「夢?」








立香「そう。その夢に猫又が…」








その時だった。
通路の曲がり角に猫らしき影が見えた。








立香「!!」

プロローグ6→←プロローグ4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:FGO , シャーマンキング , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タンポポ | 作成日時:2022年9月28日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。