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少年少女23つめの話 ページ25

ひときわ目立つドア。



その前に、立ち止まって、リヴァイは言った。



リヴァイ「・・ここが、エルヴィン・・団長の部屋だ。」



A「・・団長・・か」



リヴァイ「知らなかったのか」



A「・・・聞いてない」



リヴァイ「覚えておけ。いいな?」



A「・・了解」



小言で、会話した後、ドアをノックした。



リヴァイ「リヴァイだ。入るぞ」



え、エルヴィン返事してないのに・・入っていいのか・・



って、もうドア開けてるし。



少し冷や汗をかきながら、リヴァイの後に続いて、部屋に入った。



エルヴィン「ん・・?あぁ、Aか。」



リヴァイ「エルヴィン。お前の部屋がわからなかったらしくてな。つれてきてやった」



エルヴィン「そうか。・・で、A。」



後方である私は、リヴァイとエルヴィンが話している間に、



開けっ放しだったドアを、音を立てずにそーっと閉めた。



エルヴィンに名前を呼ばれたので、ふりむく。



A「・・はい。」



エルヴィン「・・さして重大なことではないのだが。。」



・・じゃあ、呼ぶなよ。



まぁ、いいや。



エルヴィン「君は、リヴァイ班に配属するよ。あと、入団式の後の身体調査、忘れずに。
  それと、・・いや、これは、また今度にしよう」



最後にいいかけたやつは、何・・?



また今度っていつ?



何か重要なことだったんじゃ・・。



私に関係あることだよね。



A「・・そうですか。では、また入団式で」



私は、さっきのことが気になって、いてもたってもいられなかった。



なんだろ・・。この心のもやもやは・・。



嫌な予感がして仕方がなかった。



エルヴィンの部屋を、リヴァイより先に出た。



リヴァイ「あ、おい・・!・・エルヴィン。じゃあ、後でな」



エルヴィン「・・ぁあ」



リヴァイが、あとから、少しいそいで私を追ってくる。



来た道を足早に進んでいく私。



リヴァイ「おいっ・・!待て」



A「・・なんですか」



リヴァイが、私の手をつかみ、止まるのを余技なくされた。



リヴァイ「何か気になることがあるんだろ。さっきの、エルヴィンが隠した話とか」



A「・・図星。だけど、リヴァイには関係ない」



リヴァイ「うるせぇ。俺の部屋に来い」



しかたなく、いくことにした。



リヴァイの目つきが、少し怖かった。



何か、何か、ありそうな気がした。

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さな♪(プロフ) - 桜吹雪さん» 書き出したときはまだ発表されてなくて(汗)悔いなき選択ちょっとチラ見しましたが、今更設定変えなれないのでオリジナルで貫きます(笑)すいません;; (2015年10月4日 18時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
桜吹雪 - リヴァイのゴロツキだった頃の性格やどうやって調査兵団になったのかは「悔い無き選択」を見たほうが良いですよ♪ (2015年10月3日 23時) (レス) id: c4c1fa452d (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - りんりんさん» ありがとうございます!(;ω;)この先パート6まで見ていただけると嬉しいです! (2015年8月14日 14時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 最高ですね。すばらしいですよ。 (2015年8月14日 13時) (レス) id: ad8b84d2f7 (このIDを非表示/違反報告)
さな♪(プロフ) - ありがとうございます!どうぞパート6まででてますので読んでいただければ嬉しいです! (2015年7月27日 21時) (レス) id: 765be69998 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さな♪ | 作者ホームページ:さな♪  
作成日時:2013年8月16日 19時

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