引き籠りとお姫様 ページ16
レオ「どうしたー？」
Aは眠そうだった
『あのね、今日、ちょっと不安だったんです。月永くんはぼーっとしてばっかで、やっぱりつまらないんだって思ったから』
レオ「それは・・・ごめんな」
『うん。でね、私なりに頑張ってみたの、です。水飴とか今日の服装とか・・・なっちゃんにね、選んでもらったの、knightsみたいでしょって自信を持って言えないけど・・・』
レオ「紺のスカートとか？」
『そう・・・！気づいてくれて嬉しいなぁ〜んふふっ。でね、もしよかったらだけど、またこうして月永くんとお出かけしたい、ですよ私は』
レオ「俺と・・・？」
『月永くんと、お出かけね、とっても楽しかったから。一人で見に行くもの別にいいんだけど寂しいって思う時もあるからね・・・』
レオ「俺でよければいつでも良いぞ！」
『うん・・・ありがと、おやすみ・・・ちょっと疲れちゃった。なんか今日早く起きちゃったんだもん〜・・・ふわぁ』
そう言うとAは俺に寄りかかって眠ってしまった
うんんんんんんん？？？？！？
距離が一気に近くなった
口に指をあてるとか色々とドキドキしたことはあったけどこれはやばいぞ
何かが壊れそうだ
しかもさっきの会話、敬語は所々外れてた！
凄く嬉しかった
各駅だから人はいない
俺とAだけの空間だからこそ、邪魔するものはなにもないから
そっとAの頭を撫でる
こんなこと、今しかできないから
『んんん・・・ごめんなさい・・・。お願い・・・です・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・』
レオ「A？・・・よしよし、大丈夫だからなー？俺がいるぞー、安心してくれ」
抱きしめるみたいな形になっちゃったけど今だけだから
『・・・すぅ・・・』
Aがどんな夢を見たかは知らないけど
どんな嫌な夢でも俺が守ってやるから
俺はKnightsだから
「次はー雪月花駅、雪月花駅」
レオ「A、もう降りる駅だぞ〜」
『ふわぁ！？ねねね寝てましたか！？』
レオ「ぐっすり！」
『うぅ、面目ないです・・・』
レオ「平気だぞ！家まで送るまでがお出かけだからなー」
『家までですか？』
レオ「うん、この時間帯だし暗いだろ？」
『そこまでやってもらわなくても・・・』
レオ「俺がしたいからするの！」
『ではお願いしますね、月永くん』
レオ「仰せのままに、お姫様」
『お姫様って・・・恥ずかしいですね・・・』
レオ「でも俺は騎士で姫を守るのが役目だからな！」
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ほたる(プロフ) - 凛々さん» そんな偶然が！？一応璃音さんはちゃんと良いキャラになるのでご安心を！ (2020年1月19日 21時) (
レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
凛々 - 璃音と設定していたらおんなじ名前だった(･ω･｀*) (2020年1月19日 13時) (レス) id: 9f94443348 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 翡翠さん» そう言ってもらえて嬉しいです！！作者もぎゅ〜したい！← (2019年7月13日 13時) (レス) id: 5adb5ae005 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - んんんッ:(*´////`*)私もぎゅーしたいです！というかされたいです！ (2019年6月29日 22時) (レス) id: 66716d0bf0 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - 未來さん» フォロバ致しました！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2019年6月22日 21時) (レス) id: 5adb5ae005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたる x他1人 | 作成日時：2019年4月30日 0時
